サローニ・アスワーニー
サローニ・アスワーニー(Saloni Aswani、1979年6月1日 - )は、インドの女優、モデル。モデルとして複数のテレビコマーシャルに出演した後、2003年にボリウッド映画『Dil Pardesi Ho Gayaa』で女優デビューする。その後、複数の南インド映画に出演したものの、ヒット作には恵まれなかった[2][3]。2010年に出演した『あなたがいてこそ』で注目を集めた。
サローニ・アスワーニー Saloni Aswani | |
---|---|
本名 | Vandana Aswani[1] |
生年月日 | 1979年6月1日(45歳) |
出生地 | インド マハーラーシュトラ州ウルハースナガル |
職業 | 女優、モデル |
活動期間 | 2003年 - 2016年 |
生い立ち
編集マハーラーシュトラ州ウルハースナガルのシンド人家庭に生まれる。父親は麻薬取締局副長官を務めていた[2]。サローニが5歳の時に一家はムンバイのワダラに移住した。高校卒業後、チャーチゲート近郊のSNDT女子大学に進学して心理学を専攻する。
サローニは幼少期から演技の仕事に興味を持ち母親の支持を得ていたが、父親は「まともな仕事」に就くことを望んでいた[2]。彼女は父親に黙ってモデルエージェンシーに履歴書を送り、モデルとして採用され複数のテレビコマーシャルに出演した。また、演劇グループ「カーラ・サンサード」に参加し、アショーク・クマール・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで演技を学んだ[2]。
キャリア
編集2003年にサーワン・クマール・タクの『Dil Pardesi Ho Gayaa』で女優デビューし[3]、2005年にテルグ語映画『Dhana 51』『Oka Oorilo』に出演するが、両作とも興行的に失敗している[2]。2006年には『Chukkallo Chandrudu』『Kokila』『Saawan... The Love Season』『Boss』に出演し、2007年にタミル語映画『Madurai Veeran』、2008年にカンナダ語映画『Buddhivantha』に出演し、『Buddhivantha』は興行的な成功を収めた[2]。
2009年に『Dubai Babu』に出演し、批評家から演技を高く評価された[4][5]。同年7月にはS・S・ラージャマウリの『マガディーラ 勇者転生』にカメオ出演し、彼女の演技に注目したラージャマウリによって彼の次回作『あなたがいてこそ』のヒロイン役に起用された[3][2]。『あなたがいてこそ』は興行的な成功を収め、批評家からも高い評価を得た[6]。同作ではサローニも高い評価を得ている[7]。2010年に『Mr. Theertha』に出演するが、製作側の態度に不快感を抱き、これ以降カンナダ語映画への出演を拒否していた[3]。2011年にはサローニが「女性向け映画」と呼ぶ『Telugu Ammayi』に出演し[8][9]、映画の中でゴーダーヴァリのスラングを話した[9]。同年にヴィクラム主演の『Rajapattai』でアイテム・ナンバーを務めた[10]。
2012年に『Bodyguard』に出演し、ヴェンカテーシュ・ダッグバーティ、トリシャー・クリシュナンと共演し、『Adhinayakudu』ではナンダムーリ・バーラクリシュナと共演している[9]。2013年からは再びカンナダ語映画に出演するようになり、『Lakshmi』『Benki Birugali』に出演した。2014年に『Race Gurram』に出演しており、2015年には『Shivam』に出演している[11]。
フィルモグラフィ
編集- Dil Pardesi Ho Gayaa(2003年) - ルクサー・カーン
- Dhana 51(2005年) - ラクシュミ・マヘーシュ・チャンドラ
- Oka Oorilo(2005年) - ラリータ
- Chukkallo Chandrudu(2006年) - シャリニ
- Kokila - コキラ
- Saawan... The Love Season - カージャル・カプール
- Boss - 本人役
- Madurai Veeran(2007年) - プリヤ・マヤンディ
- Buddhivantha(2008年) - シャンティ
- Dubai Babu(2009年)
- マガディーラ 勇者転生(2009年) - ソロモンの彼女
- Mr. Theertha(2010年) - ナーヤーナ
- あなたがいてこそ(2010年) - アパルナ
- Telugu Ammayi(2011年) - バーラトリプナ・サンダリ
- Rajapattai(2011年) - 本人役
- Bodyguard(2012年) - スワーティ
- Adhinayakudu(2012年) - シュラヴァニ
- Lakshmi(2013年)
- Benki Birugali(2013年)
- Race Gurram(2014年) - スウェータ
- Shivam(2015年) - バーヴァニ
- Cine Mahal(2015年)
- Meelo Evaru Koteeswarudu(2016年)[12] - サマンサ
出典
編集- ^ “Saloni Biography”. movies.dostana.com. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g “Saloni interview – Telugu Cinema interview – Telugu film actress”. Idlebrain.com. 13 February 2012閲覧。
- ^ a b c d “Saloni interview on Rajamouli's Maryada Ramanna >> Tollywood Star Interviews”. Ragalahari.com. 13 February 2012閲覧。
- ^ “Dubai Babu Review – Kannada Movie Review by RGV”. Nowrunning.com (23 May 2009). 13 February 2012閲覧。
- ^ Super Admin (29 May 2009). “Dubai Babu Review | Actress Nikitha”. Entertainment.oneindia.in. 13 February 2012閲覧。
- ^ Special Correspondent (29 July 2010). “Cities / Vijayawada : I am basking in the success of Maryada Ramanna, says director”. The Hindu (Chennai, India) 13 February 2012閲覧。
- ^ “Maryada Ramanna film review – Telugu cinema Review – Sunil & Saloni”. Idlebrain.com (23 July 2010). 13 February 2012閲覧。
- ^ “Saloni is on cloud nine”. The Times of India. (5 August 2011) 13 February 2012閲覧。
- ^ a b c “Saloni interview on Telugammayi >> Tollywood Star Interviews”. Ragalahari.com (2 August 2011). 13 February 2012閲覧。
- ^ “Saloni's back in Tamil films for an item number”. Deccan Chronicle (2 November 2011). 2011年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。13 February 2012閲覧。
- ^ “Saloni Aswani returns to Sandalwood – The Times of India”. The Times of India
- ^ “Meelo Evaru Koteswarudu Teaser Out !”