ジェイムズ・パトリック・ケリー
ジェイムズ・パトリック・ケリー(James Patrick Kelly、1951年 - )はアメリカ合衆国のSF作家。
ジェイムズ・パトリック・ケリー James Patrick Kelly | |
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誕生 |
1951年![]() |
職業 | 小説家、編集者 |
国籍 |
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ジャンル | SF |
代表作 | 「恐竜たちの方程式」「少年の秋」 |
主な受賞歴 | ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞 |
影響を受けたもの
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公式サイト | JimKelly.net |
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略歴
編集1972年ノートルダム大学で英文学の学士号を取得し卒業。大学卒業後、1977年まで専業プロポーザルライターとなる。1974年と1976年の二度クラリオン・ワークショップに参加する。
1980年代、友人であるジョン・ケッセルと共に「ヒューマニスト/サイバーパンク」論争に巻き込まれる。ケリーとケッセルは共にヒューマニスト派であったが、ケリーは The Prisoner of Chillon (1985) や Rat (1986) などサイバーパンク・ライクな小説を幾つか書いていた。
1975年処女作を刊行。以後中編から短編において、SFの主立った賞を幾たびも受賞する。現在もまたクラリオン・ワークショップやシカモア・ヒル・ワークショップなどのSF関連ワークショップにたびたび参加し、指導を行っている。 また1998年よりニューハンプシャー・ステート・カウンシル・オン・ジ・アーツに加わり、2004年議長に就任する。
現在はサザン・メイン大学ポピュラー・フィクション学部に属し、ストーンコーストMFAプログラムのため、ケリー・リンクと共に、クリエイティブ・ライティングの教鞭を執っている。
アシモフ誌の熱心な寄稿者の一人であり、かつてノンフィクションのコラム On the Net を数年にわたって連載していた。過去12年間のアシモフ誌の6月号には、ケリーの作品が掲載されている。
主な作品リスト
編集- The Prisoner of Chillon (1986) - 1987年アシモフ読者賞ノヴェレット部門受賞
- A Dragon's Yuletide Shopping List (1990) - ロバート・フレイジャーと共著、1991年アシモフ読者賞ポエム部門受賞
- Mr. Boy (1990) - 1991年アシモフ読者賞ノヴェラ部門受賞
- 恐竜たちの方程式 (Think Like a Dinosaur 1995) - 1996年ヒューゴー賞、アシモフ読者賞、SFクロニクル読者賞受賞(それぞれノヴェレット部門)
- ストロベリー・フィールズにて (Itsy Bitsy Spider 1997) - 1998年ローカス賞 短篇部門受賞
- 少年の秋 (1016 to 1 1999) - 2000年ヒューゴー賞 中編小説部門受賞
- Burn (2005) - 2007年ネビュラ賞 中長編小説部門受賞
外部リンク
編集- The Official James Patrick Kelly Web Site - 本人サイト
- James Patrick Kelly's StoryPod
- Freereads - JPK blog/podcast site
- ジェイムズ・パトリック・ケリー - Internet Speculative Fiction Database
- IT Conversations - James Patrick Kelly
- James Patrick Kelly Audiobooks
短編
編集- "Why School Buses Are Yellow" by James Patrick Kelly
- "Barry Westphall Crashes the Singularity" by James Patrick Kelly
- "The Best Christmas Ever" by James Patrick Kelly