ジェンダー研究
(ジェンダー論から転送)
概要 編集
ウーマンリブ運動を起源に、当初は女性の地位の向上を目的に女性学として発達を遂げてきた。やがて男性学やLGBT・クィア理論などと合流し、90年代以降、さらに深化・発展させるものとして、ジェンダーを対象にする学際的学問分野として盛んになった[1][2]。
ジェンダー研究の中心は依然としてフェミニスト理論であるが、ブラック・フェミニズム、エスニシゼーション、レイシャライゼーション、障害、セクシュアリティなど多様なトピックを交差的に含んでいる[3]。
ジェンダー研究やその視点は誰にでも歓迎されているわけではない。ジェンダーをめぐる一連の諸々に反対する国際的な運動も一部でみられ、これは反ジェンダー運動とも呼ばれ、主に右翼、右翼ポピュリスト、保守、キリスト教原理主義者などがその活動の中心にいる[4]。
脚注 編集
関連項目 編集
概念 編集
人物 編集
- ジュディス・バトラー - 著名なジェンダー研究者
団体 編集
外部リンク 編集
- 明治大学 ジェンダーセンター
- お茶ノ水女子大学 ジェンダー研究センター
- 国際基督教大学 ジェンダー研究センター
- カールトン・カレッジ女性およびジェンダー研究 Carleton College Women's and Gender Studies