ジャック・ジャンセン(Jacques Jansen, 1913年11月22日2002年3月13日)はフランスバリトン歌手。本名はジャック・トゥパン(Jacques Toupin)。

略歴 編集

1941年ジュネーヴ大劇場においてクロード・ドビュッシーの抒情劇『ペレアスとメリザンド』のペレアス役でデビューを果たした。翌1942年ロジェ・デゾルミエールの指揮でペレアス役を録音し、その後はアンドレ・クリュイタンスデジレ=エミール・アンゲルブレシュトの録音でもペレアス役に抜擢された。

最も有名なペレアス歌手として今日に名を遺すが、『華麗なるインドの国々』などのバロック・オペラや、ミヨーの『クリストフ・コロンブ』など近現代のオペラ、レハールの『メリー・ウィドウ』などオペレッタの上演にも参加し、ドイツ・リートも取り上げた。

外部リンク 編集