ジョージ・カンボソス・ジュニア 対 デヴィン・ヘイニー戦

ジョージ・カンボソス・ジュニア 対 デヴィン・ヘイニー戦(ジョージ・カンボソス・ジュニア たい デヴィン・ヘイニーせん)は、2022年6月5日、オーストラリアメルボルンマーベル・スタジアムで開催されたプロボクシングの試合。WBAWBOIBF世界ライト級王者のカンボソスとWBC世界ライト級王者のヘイニーが行った4団体王座統一戦である。通算で8回目となる4団体統一戦となり、ライト級では初めてとなる4団体王座統一戦であった。結果、ヘイニーが12回3-0(116-112×2, 118-110)の判定勝ちを収め、4団体統一王者となった。

Fight for Undisputed
ジョージ・カンボソス・ジュニア 対 デヴィン・ヘイニー戦
開催日 2022年6月5日
認定王座 WBAWBCIBFWBO世界ライト級王座統一戦
リングマガジン世界ライト級タイトルマッチ
開催地 オーストラリアメルボルン
会場 マーベル・スタジアム
放送局 ESPN
主催 ボブ・アラムトップランク
ルー・ディベイラ(ディベイラ・エンターテイメント)
デヴィン・ヘイニー(デヴィン・ヘイニー・プロモーションズ)
ディーン・ローネガン(デュコ・イベント)

ジョージ・カンボソス・ジュニア 対 デヴィン・ヘイニー
Ferocious(獰猛、凶暴) The Dream(夢)
比較データ
28歳 年齢 23歳
ニューサウスウェールズ州シドニー 出身地 カリフォルニア州サンフランシスコ
20戦 20勝 (10KO) 無敗 戦績 27戦 27勝 (15KO) 無敗
176cm 身長 173cm
173cm リーチ 180cm
オーソドックス 特徴 オーソドックス
ハビエル・センテノ 指導者 ビル・ヘイニー
WBA世界ライト級スーパー王者IBF世界ライト級王者・WBO世界ライト級王者・リングマガジン世界ライト級王者 評価 WBC世界ライト級王者

結果 ヘイニー12回判定勝ち(3-0)

試合成立まで 編集

2019年9月13日、フールー・シアターでヘイニーがザウル・アブドゥラエフと当初はWBC世界ライト級挑戦者決定戦を行う予定だったが、ワシル・ロマチェンコのフランチャイズ王座認定待機に伴うWBC世界ライト級暫定王座決定戦に変更して試合は行われ[1]、4回終了時にアブドゥラエフが棄権したためTKO勝ちを収め王座を獲得した[2]

2019年10月23日、WBCは正規王者のロマチェンコをフランチャイズ王者に昇格させ、暫定王者のヘイニーを正規王者に昇格させた[3]

2019年11月9日、ロサンゼルスクリプト・ドットコム・アリーナでヘイニーがWBC世界ライト級14位のアルフレド・サンティアゴと対戦し、12回3-0(3者ともに120-107)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[4]

2020年11月7日、約1年ぶりの試合をフロリダ州ハリウッドのハード・ロック・ライブでヘイニーがWBC世界ライト級10位のユリオルキス・ガンボアと対戦し、12回3-0(118-109、2者が120-107)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[5]

2021年5月29日、ラスベガスミケロブ・ウルトラ・アリーナでヘイニーがWBC世界ライト級4位のホルヘ・リナレスと対戦し、12回3-0(2者が116-112、115-113)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した[6]

2021年11月27日、フールー・シアターでカンボソス・ジュニアがWBAスーパーIBFWBO世界ライト級王者テオフィモ・ロペスと対戦し、12回2-1(115-111、113-114、115-112)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[7]

2021年12月4日、ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナでヘイニーがWBC世界ライト級暫定王者ジョセフ・ディアスと対戦し、12回3-0(116-112、2者が117-111)の判定勝ちを収め団体内王座統一に成功すると共に、4度目の防衛に成功した[8]

2022年3月27日、ヘイニーとカンボソス・ジュニアとの間でライト級初めての4団体王座統一戦を行う事を発表した[9]

対戦カード 編集

階級 契約 vs. 結果 ラウンド 時間 Notes
ライト級 135 lbs.   ジョージ・カンボソス・ジュニア (C)   デヴィン・ヘイニー (C) 判定3-0 12R - Note 1

^Note 1 WBA・WBC・IBF・WBO世界ライト級王座統一戦
リングマガジン世界ライト級タイトルマッチ

脚注 編集

外部リンク 編集

先代
ジャーメル・チャーロ 対 ブライアン・カスターニョ第2戦
ボクシング世界4団体王座統一戦
2022年6月5日
次代
井上尚弥 対 ポール・バトラー戦