ジョージ・モンクトン＝アランデル (第8代ゴールウェイ子爵)
第8代ゴールウェイ子爵ジョージ・ヴィアー・アランデル・モンクトン＝アランデル（英語: George Vere Arundel Monckton-Arundell, 8th Viscount Galway, GCMG, DSO, OBE、1882年3月24日 - 1943年3月27日）は、イギリスの政治家、貴族。1935年から1941年にかけてニュージーランド総督を務めた。
| 第8代ゴールウェイ子爵 ジョージ・モンクトン＝アランデル George Monckton-Arundell, 8th Viscount Galway | |
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| 生年月日 | 1882年3月24日 |
| 没年月日 | 1943年3月27日（61歳没） |
| 出身校 | オックスフォード大学クライスト・チャーチ |
| 所属政党 | 保守党 |
| 配偶者 | ルシア・ホワイト |
| 在任期間 | 1935年4月12日 - 1941年2月3日 |
| 国王 | ジョージ5世、エドワード8世、ジョージ6世 |
.svg){kind=small} 貴族院議員 | |
| 在任期間 | 1931年3月7日 - 1943年3月27日 |
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経歴 編集
1882年3月24日、第7代ゴールウェイ子爵ジョージ・モンクトン＝アランデルとその妻ヴィアー(旧姓ゴズリング)の間の長男として生まれる[1][2]。
オックスフォード大学クライスト・チャーチを卒業し、マスター・オブ・アーツ(MA)の学位を取得[2]。
1900年1月1日のノッティンガムシャー・ヨーマンリーの少尉(second lieutenant)となり、1902年6月11日に中尉(lieutenant)に昇進[3]
1910年の総選挙でスカーバラ選挙区から保守党候補として出馬したが、落選した[4]。
1914年から1918年にかけて第一次世界大戦に従軍し、大佐まで昇進した[4]。
1931年3月7日に父の死により三つの爵位を継承。ゴールウェイ子爵とギラード男爵はアイルランド貴族であるので貴族院議員にならないが、もう一つのモンクトン男爵が連合王国貴族であったため、貴族院議員に列した[5]。
1935年から1941年までニュージーランド総督を務めた。彼の任期は第二次世界大戦の開戦のために延長された[6]。
総督退任後はノッティンガムシャーの有名な地主として副統監(Deputy Lieutenant)を務めたが[4]、1943年3月27日に死去した。爵位は息子のサイモン・モンクトン＝ゴールウェイが継承した[1][2]。
栄典 編集
爵位 編集
1931年3月7日の父ジョージ・モンクトン＝アランデルの死去により以下の爵位を継承した[1][2]。
- 第8代ゴールウェイ子爵 (8th Viscount Galway)
- クレア県における第8代キラード男爵 (8th Baron of Killard, in the County of Clare)
- (1727年7月17日の勅許状によるアイルランド貴族爵位)
- ノッティンガム州におけるサールビーの第2代モンクトン男爵 (2nd Baron Monckton, of Serlby in the County of Nottingham)
勲章 編集
家族 編集
1922年6月24日、第3代アナリー男爵ルーク・ホワイトの娘ルシア・エミリー・マーガレット・ホワイト(Lucia Emily Margaret White)と結婚し、彼女との間に以下の4子を儲けた[1][2]。
- 第1子(長女)メアリー・ヴィクトリア・モンクトン＝アランデル (Mary Victoria Monckton-Arundell, 1924-2010) - デイヴィッド・フェザーストンハウ、ついでロバート・チャーワース＝マスターズと結婚
- 第2子(次女)セリア・エラ・ヴィアー・モンクトン (Celia Ella Vere Monckton, 1925-1997) - 7代準男爵サー・ジョシュア・ロウリーと結婚
- 第3子(三女)イザベル・シンシア・モンクトン (Isabel Cynthia Monckton, 1926-2010) - ウォートナビーのキング男爵ジョン・キングと結婚
- 第4子(長男)サイモン・ジョージ・ロバート・モンクトン＝アランデル (Simon George Robert Monckton-Arundell, 1929-1971) - 9代ゴールウェイ子爵を継承
脚注 編集
出典 編集
- ^ a b c d e f g Heraldic Media Limited. “Galway, Viscount (I, 1727)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2018年1月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h Lundy, Darryl. “George Vere Arundell Monckton-Arundell, 8th Viscount Galway” (英語). thepeerage.com. 2018年1月14日閲覧。
- ^ "No. 27441". The London Gazette (英語). 10 June 1902. p. 3756.
- ^ a b c “Biography of George Vere Arundell Monckton-Arundell, 8th Viscount Galway (1882–1943)”. Manuscripts and Special Collections. The University of Nottingham. 2010年12月4日閲覧。
- ^ UK Parliament. “Mr George Monckton-Arundell” (英語). HANSARD 1803–2005. 2018年1月15日閲覧。
- ^ “Former Governors-General”. The Governor-General. Government House. 2018年1月15日閲覧。
外部リンク 編集
- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by the Viscount Galway（英語）
- Short biography by the office of the Governor-General
| 官職 | ||
|---|---|---|
| 先代 初代ブレディスロー子爵 |
ニュージーランド総督 1935年–1941年 |
次代 サー・シリル・ニューオール |
| アイルランドの爵位 | ||
| 先代 ジョージ・モンクトン＝アランデル |
第8代ゴールウェイ子爵 1931年–1943年 |
次代 サイモン・モンクトン＝ゴールウェイ |