ジョー・ブラックをよろしく
『ジョー・ブラックをよろしく』(原題:Meet Joe Black)は、1998年のアメリカ映画。
ジョー・ブラックをよろしく | |
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Meet Joe Black | |
監督 |
マーティン・ブレスト (アラン・スミシー) |
脚本 |
ボー・ゴールドマン ケヴィン・ウェイド ロン・オズボーン ジェフ・レノ |
製作 | マーティン・ブレスト |
製作総指揮 | ロナルド・L・シュワリー |
出演者 |
ブラッド・ピット アンソニー・ホプキンス |
音楽 | トーマス・ニューマン |
撮影 | エマニュエル・ルベツキ |
編集 |
ジョー・ハッシング マイケル・トロニック |
製作会社 |
シティ・ライト・フィルムズ ユニバーサル・ピクチャーズ |
配給 |
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公開 |
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上映時間 |
181分(オリジナル) 129分(アラン・スミシー版) |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $90,000,000[1] |
興行収入 | $142,940,100[1] |
配給収入 |
14億円[2] ![]() |
1934年の映画『明日なき抱擁(en:Death Takes a Holiday)』を元にしている。
キャスト編集
※括弧内は日本語吹替
- ジョー・ブラック/コーヒーショップにいた青年 - ブラッド・ピット(宮本充)
- ウィリアム(ビル)・パリッシュ - アンソニー・ホプキンス(山内雅人)
- スーザン・パリッシュ - クレア・フォーラニ(山崎美貴)
- ドリュー - ジェイク・ウェバー(松本保典)
- アリソン・パリッシュ - マーシャ・ゲイ・ハーデン(弘中くみ子)
- クインス - ジェフリー・タンバー(有本欽隆)
あらすじ編集
ニューヨークのメディア企業「パリッシュ・コミュニケーション」の社長ビルことウィリアム・パリッシュは、間もなく65歳になろうとしている。亡妻との間に二人の娘がいる。ある夜どこからともなく響いてくる不思議な声を聞く。次の日、ビルは次女のスーザンと、彼女の恋人であり仕事の片腕であるドリューと共にヘリで仕事場に向かう。「恋人を愛しているか?」とのビルの問いに、スーザンは素っ気無い反応をする。ビルは「愛は情熱だ。その経験のない人生は意味のないものだ」と諭す。
その日、スーザンは仕事場近くのコーヒーショップで、最近この街に引っ越してきた一人の青年と出会う。スーザンは彼の気さくな態度に好感をもつが、再会を約束せずに別れてしまう。
その夜、家族と共に食卓を囲んでいたビルに、また声が聞こえてくる。声に導かれるまま来客を招き入れると、それはスーザンがコーヒーショップで出会った青年だった。以前から体調のすぐれないビルが心の中で問いかけていた「死期が近いのか」の言葉に青年は「イエス」と答える。彼は青年の体を借りた死神だった。ビルを連れ去る前に、人間の生活に興味をもった死神が、彼に案内を頼みにきたのだ。家族への説明に困ったビルは、青年をジョー・ブラックだと紹介する。
ビルの長女アリソンは、父親の誕生パーティの一切を取り仕切っているが、あまり乗り気ではないビルの態度に接して、疎外感を覚える。
ジョーはビルとともに会社の取締役会に出席する。部外者の参加に難色を示すドリューに対して、アリソンの夫で取締役のクインスは温かく接する。会議では同業社との合併案件が話し合われる。
スーザンは、出会った時と印象の違うジョーを見て、初めは困惑するが、徐々に惹かれていく。
出典編集
- ^ a b “Meet Joe Black (1998)”. Box Office Mojo. 2010年8月29日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)586頁
外部リンク編集
- ジョー・ブラックをよろしく - allcinema
- ジョー・ブラックをよろしく - KINENOTE
- Meet Joe Black - オールムービー(英語)
- Meet Joe Black - IMDb(英語)
- ジョー・ブラックをよろしく - Box Office Mojo(英語)
- ジョー・ブラックをよろしく - Rotten Tomatoes(英語)