スカルノ・ハッタ空港鉄道線(スカルノ・ハッタくうこうてつどうせん、インドネシア語: Commuter Line Bandara Soekarno Hatta)は、インドネシア ジャカルタ首都圏スカルノ・ハッタ国際空港へのアクセスを目的とした空港連絡鉄道であり、KAIコミューターマンガライ駅 - スカルノハッタ空港駅間で運行している。

スカルノ・ハッタ空港鉄道線
Commuter Line Bandara Soekarno-Hatta
シンボルマーク
INKA EA203系電車(英語版)(タナアバン駅)
基本情報
インドネシアの旗 インドネシア
所在地 ジャカルタ首都圏
種類 空港連絡鉄道
路線網 KAIコミューター
起点 マンガライ駅
終点 スカルノ・ハッタ空港駅
駅数 5駅
経由路線 チカラン線タンゲラン線英語版
1日利用者数 約6,000人[1]
開業 2017年12月26日
BNIシティ駅空港駅
延伸 2018年6月19日[2]
ブカシ駅英語版マンガライ駅BNIシティ駅空港駅
短縮 2019年10月5日[3]
マンガライ駅BNIシティ駅空港駅
所有者 アンカサ・プラ英語版
インドネシア鉄道総局 (DJKA)
運営者 KAIコミューター
車両基地 マンガライ車両基地
使用車両 INKA EA203系電車英語版
路線諸元
路線距離 54.3 km
軌間 1,067 mm
複線区間 全線
電化区間 全線
電化方式 直流1,500 V
最高速度 80 km/h
テンプレートを表示

概要 編集

スカルノ・ハッタ空港鉄道線は2017年12月26日に開業した[4]空港連絡鉄道としてRailink (KAIバンダラ) により運行されていた。

当初、スカルノ・ハッタ空港駅スディルマン・バル駅のみ乗降できた[5]。 その後、マンガライ駅を経由してブカシ駅英語版まで延伸したが、後にマンガライ駅の発着となった[6]

マンガライ駅からドゥリ駅英語版まではチカラン線、ドゥリ駅で進行方向を変え、バトゥチェペル駅まではタンゲラン線英語版を経由する。バトゥチェペル駅からは空港線に入り、大きな連続S字カーブを経由してスカルノ・ハッタ空港駅に至る。

運賃もKAIコミューターとは異なり、「エグゼクティブ席」のみ設置されていた。2022年1月より低料金の「プレミアム席」[7]が導入された。

2023年1月1日以降、KAIバンダラ (Railink)が運営していたスカルノ・ハッタ空港鉄道線の運営はKAIコミューターに移管された[8][9]

駅一覧 編集

駅番号 駅名 接続路線 所在地
A1 マンガライ
Manggarai
南ジャカルタ ジャカルタ
A2 BNIシティ
BNI City
(スディルマン・バル
Sudirman Baru)
中央ジャカルタ英語版
A3 ドゥリ英語版
Duri
西ジャカルタ
A4 バトゥチェペル
Batuceper
タンゲラン バンテン州
A5 スカルノ・ハッタ空港
Soekarno–Hatta
International Airport

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集