ストラトニーケー古希: Στρατoνίκη, Stratonīkē)は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してストラトニケとも表記される。主に、

の3人が知られている。

プレウローンの娘編集

このストラトニーケーは、プレウローンとドーロスの娘クサンティッペーの娘で、アゲーノールステロペー、ラーオポンテーと兄弟[1]

ポルターオーンの娘編集

このストラトニーケーは、ヘーシオドスの『名婦列伝』によると、カリュドーンの王ポルターオーンとヒュペレシアの女王ラーオトエーの娘で、エウリュテミステー、ステロペーと姉妹。

アポローンがオイテ山のニュムペープロノエーとの間にもうけた息子メラネウスと結婚させるために結納なしに誘拐した。ストラトニーケーはメラネウスとの間にオイカーリアーの王となるエウリュトスを生んだ[3]

ポイマンドロスの母編集

このストラトニーケーは、プルタルコスの「ギリシアの諸問題」37によると、タナグラの王ポイマンドロスの母である。ポイマンドロスはギリシア人のトロイア遠征の出兵を拒んだことがきっかけで殺人の罪を犯してしまい、国外に退去しなければならず、加えて出兵拒否のためにギリシア人に攻撃された。そのためアキレウスをはじめとする何人かの武将に救援を求めた。しかし他の武将がポイマンドロスを助けたのに対して、アキレウスは彼に敵意を抱き、彼の息子アケストールを殺し、彼の母ストラトニーケーを奪った[4]

脚注編集

  1. ^ アポロドーロス、1巻7・7。
  2. ^ ヘーシオドス断片10。
  3. ^ a b ヘーシオドス断片23。
  4. ^ プルタルコス「ヘラス設問集」37”. バルバロイ!. 2019年9月30日閲覧。

参考文献編集