セルジョ・マッタレッラ
イタリアの大統領
セルジョ・マッタレッラ(Sergio Mattarella、イタリア語発音: [ˈsɛrdʒo mattaˈrɛlla]、1941年7月23日 - )は、イタリアの政治家。同国第12代大統領。
セルジョ・マッタレッラ Sergio Mattarella | |
![]() 2022年
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任期 | 2015年2月3日 – |
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首相 | マッテオ・レンツィ パオロ・ジェンティローニ ジュゼッペ・コンテ マリオ・ドラギ ジョルジャ・メローニ |
任期 | 1998年10月21日 – 1999年12月21日 |
首相 | マッシモ・ダレマ |
任期 | 1999年12月22日 – 2001年6月11日 |
首相 | マッシモ・ダレマ ジュリアーノ・アマート |
任期 | 1989年7月22日 – 1990年7月27日 |
首相 | ジュリオ・アンドレオッティ |
任期 | 1987年7月28日 – 1989年7月22日 |
首相 | ジョヴァンニ・ゴリーア チリアーコ・デ・ミータ |
出生 | 1941年7月23日(81歳)![]() |
政党 | キリスト教民主主義 (-1994) イタリア人民党 (1994-2002) マルゲリータ (2002-2007) 民主党 (2007-2009) 無所属 (2009-) |
副首相、国防相、教育相、議会関係相、下院議員、憲法裁判所判事を務めた。氏名はセルジオ・マッタレラなどとも書かれる。
経歴 編集
政界入り編集
1980年、兄のピエルサンティ・マッタレッラがマフィアに暗殺される。3年後の下院議員選挙にキリスト教民主主義(DC)から出馬して当選。組織犯罪対策に取り組む[1][2]。
司法へ編集
2011年10月5日、合同会議により572票を獲得し憲法裁判所判事に選出され、11日に就任。
大統領編集
2015年1月31日、大統領選挙の第4回投票において首相であるマッテオ・レンツィ率いる中道左派連合の支援を受け655票(1009票中)を獲得し当選[3]。同年2月3日、大統領に就任[4][1][2]。
本人は1期限りのつもりであったが、2022年1月24日に始まった後継を選ぶ大統領選挙は本命不在のまま、7回の投票を経ても選出に必要な票数を獲得する候補が現れず、1月29日にマッタレッラは各党と続投することで合意[5]。同日に行われた8回目の投票で759票を獲得し、大統領に再選された[6]。
父親のベルナルド・マッタレッラと(1963年)
ステファニア・ジャンニーニ教育・大学・研究大臣、マリアンナ・マディーア行政・簡素化担当大臣と(2015年3月7日)
モルドバのマイア・サンドゥ大統領と(2021年6月18日)
エストニアのケルスティ・カリユライド大統領と(2021年9月15日)
脚注編集
- ^ a b “イタリア新大統領が就任 元国防相マッタレッラ氏”. nikkei.com (日本経済新聞). (2015年2月3日) 2015年2月5日閲覧。
- ^ a b “イタリア新大統領、マッタレッラ氏就任 「マフィアや汚職と戦う」”. sankei.com (産経新聞). (2015年2月3日) 2015年2月5日閲覧。
- ^ “新大統領にマッタレラ氏-レンツィ首相の支持候補”. bloomberg.co.jp (ブルームバーグ). (2015年1月31日) 2015年2月5日閲覧。
- ^ “マッタレッラ新大統領が就任”. mainichi.jp (毎日新聞). (2015年2月3日) 2015年2月5日閲覧。
- ^ “Italy’s Mattarella agrees to serve second term as president”. Al Jazeera English. アルジャジーラ. (2022年1月29日) 2022年1月30日閲覧。
- ^ “マッタレッラ大統領が続投 混乱回避に安堵―伊”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2022年1月30日) 2022年1月30日閲覧。
外部リンク編集
- イタリア大統領府 (イタリア語)(英語)
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