10月革命65周年記念パレード(じゅうがつかくめい65しゅうねんきねんパレード)は、1982年11月7日革命記念日赤の広場で実施されたパレード十月革命から65周年を記念して実施された。このパレードは、当時のソ連最高指導者であったレオニード・ブレジネフが死去する3日前に行われた。

10月革命65周年記念パレード
現地名 Парад на Красной площади 7 ноября 1982 года
英語名1982 Moscow Revolution Day Parade
日付1982年11月7日
場所ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦モスクワ赤の広場
テーマ10月革命65周年記念

概要 編集

午前10時前、レーニン廟正面よりブレジネフを先頭とした列が階段を登り、霊廟左右の見物人に手を振った。その後、ブレジネフは霊廟の中央に立ち、共産党総務部長でブレジネフの腹心であったコンスタンティン・チェルネンコニコライ・チーホノフ首相を挟んで事実上のナンバー2のポジションに並んだ。また、長年共産党第二書記として政権を支えたミハイル・スースロフの死に伴い、同氏の後継となったユーリ・アンドロポフがチェルネンコの隣に並んだ。次いで、モスクワ党第一書記のヴィクトル・グリシン、外相のアンドレイ・グロムイコ、農業担当書記のミハイル・ゴルバチョフの順で整列した。一方で、引退が確実視されていたアンドレイ・キリレンコ政治局員は姿を見せなかった。ドミトリー・ウスチノフ国防相の演説が終わると、兵士と車両の行進が開始された。