ダイノバイザー
ダイノバイザー(Dynovisor)は1990年代にタカラから販売されていたヘッドマウントディスプレイ(HMD)である。
開発元 | タカラ |
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種別 | 仮想現実、ヘッドマウントディスプレイ |
発売日 | 1996年 |
ディスプレイ | 18万画素 |
概要
編集1996年の秋にタカラから38,800円で発売された。3m先に120インチの画面を体感できるというキャッチフレーズで当時としてはカラー表示のできるHMD、近くで響く音響効果など様々な使い方のある周辺機器としては画期的な値段だったが、18万画素の1枚の液晶を両目で見るため画質が十分ではなく、普及には至らなかった[1]。また、前年にバーチャルボーイが発売されていたことにより、既に目新しさが薄れていたとする意見もある。
1997年10月31日、発売から1周年を迎える事になり、グレー色の限定カラーバージョンを年内に発売することを発表した[2]。
関連項目
編集- グラストロン - 同時期にソニーが開発したヘッドマウントディスプレイ
- Sega VR - 同時期にセガが開発したヘッドマウントディスプレイ
- SCUBA - 同時期にフィリップスが開発したヘッドマウントディスプレイ
- Eye-Trek - 2000年頃にオリンパスが開発したヘッドマウントディスプレイ
脚注
編集- ^ “タカラ ダイノバイザー” (2000年5月1日). 2016年11月29日閲覧。
- ^ 『ファミ通』 No.465、アスキー、1997年11月7・14日、14頁。