チャンピオーネ
「チャンピオーネ」は、日本のミクスチャーバンド、ORANGE RANGEの通算13枚目のシングル。
「チャンピオーネ」 | ||||
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ORANGE RANGE の シングル | ||||
初出アルバム『ORANGE RANGE』 | ||||
A面 | チャンピオーネ | |||
B面 | Walk on | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | gr8! records | |||
作詞・作曲 | ORANGE RANGE | |||
プロデュース | シライシ紗トリ | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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ORANGE RANGE シングル 年表 | ||||
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解説編集
前作より9ヶ月ぶりのシングル。 オリコン週間シングルランキング、初登場1位を獲得し、「ミチシルベ〜a road home〜」から9作連続となった(現時点でシングルでは最後のオリコン1位獲得となっている)。1位は獲得したものの、初動売り上げは前作から10万枚近く減少し、累計売り上げも前作から20万枚近く減少した。
ORANGE RANGEのメジャーシングルの中で、唯一ジャケットにメンバーが写っている(帆船に乗った多数の海賊の中に、メンバーの顔が1つずつ合成されている)。c/wの「Walk on」も映画とCMのタイアップが付いていて、更にはPVも存在するが、両A面シングルではない(類似例:B'z「HOME」。HOMEの2nd beat「The Wild Wind」もPVが存在する)。そのため、シングルの帯には「c/w Walk on」と書かれている。
YAMATOのクレジット欄に「Jesus, VOX」と記入されている。このシングル以降、YAMATOのクレジット欄は毎回違った名称で表記されている。2006年の『第57回NHK紅白歌合戦』では、沖縄からの生中継で「チャンピオーネ」を披露した。
詳細編集
- 作詞・作曲:ORANGE RANGE
収録曲編集
- チャンピオーネ [4:50]
- NHK「2006 FIFAワールドカップ」中継テーマソング。
- 3ヶ月以上かけて作られたが、あえてサッカー関係の歌詞は使われていない。
- タイトルは造語であり、イタリア語でチャンピオンを意味するカンピオーネの響きが用いられている[1]。他のタイトル候補に「サンバ・ババンバ・ズバババーン」「サンバDEいいんじゃねぇの?」「みかんに乗ってどこまでも」の他、110以上の候補があったが、ミュージックステーションの曲紹介を想像し、一番言いやすいものに決まったという。ちなみにこの歌詞は、「ドーハの悲劇」をイメージして作られた[2]。
- スタッフから「昔っぽい感じで書いてみれば?」というアドバイスをもらい、「キリキリマイ」の歌詞の雰囲気を意識したとのこと。
- NHKの2006 FIFAワールドカップ放送のテーマソングであることから広く知られるようになったが、朝日新聞紙上において窪田晴男により、作品と製作者の姿勢に対し「音程が悪い」・「競技や大会への理解や尊敬がない」・「幼稚な仕事」などと批判された[3]。
- 2011年7月にサッカー日本女子代表がワールドカップで優勝した際には、ロッカールームでメンバーたちによって歌われた[4]。
- Walk on [4:06]
- c/w曲であるが、発表は「チャンピオーネ」よりも先であった。
- ライブツアー「ИATURAL」のあとすぐに作られた曲。元のタイトルは「drop down」だったようだが、歌詞の中の『Walk on』が『Cross road』に変更されたため、その名残でタイトルが「Walk on」となった。
- 後半意図的にノイズが加えられている。
タイアップ編集
- NHK2006 FIFAワールドカップテーマソング(M-1)
- アーケードGuitarFreaksV4&DrumManiaV4版権曲(M-1)
- 映画「チェケラッチョ!!」エンディングテーマソング(M-2)
- Town&Country CMソング(M-2)