チリ33人 希望の軌跡

チリの映画

チリ33人 希望の軌跡』(チリ33にん きぼうのきせき、The 33)は、2015年チリで製作されたドラマ映画。2010年に発生した「コピアポ鉱山落盤事故」を題材としている。監督はパトリシア・リゲン英語版。主演はアントニオ・バンデラス

チリ33人 希望の軌跡
The 33
主要キャスト
監督 パトリシア・リゲン英語版
脚本 ミッコ・アラン
クレイグ・ボーテン英語版
マイケル・トーマス
原案 ホセ・リベーラ英語版
原作 エクトル・トバール英語版
Deep Down Dark
製作 マイク・メダヴォイ
ロバート・カッツ
エドワード・マクガーン
製作総指揮 カルロス・エウヘニオ・ラヴィン
レオポルド・エンリケス
アラン・チャン
ホセ・ルイス・エスコラル
出演者 アントニオ・バンデラス
ロドリゴ・サントロ
ジュリエット・ビノシュ
ジェームズ・ブローリン
ルー・ダイアモンド・フィリップス
マリオ・カサス
フアン・パブロ・ラバ英語版
ケイト・デル・カスティーリョ英語版
コート・デ・パブロ
ボブ・ガントン
ガブリエル・バーン
音楽 ジェームズ・ホーナー
撮影 チェコ・バレス
編集 マイケル・トロニック
製作会社 アルコン・エンターテインメント
フェニックス・ピクチャーズ
ラットパック=デューン・エンターテインメント
配給 ワーナー・ブラザース
20世紀フォックス(南米)
公開 チリの旗 2015年11月6日
アメリカ合衆国の旗 2015年11月13日
日本の旗 2016年5月14日
上映時間 127分[1]
製作国  チリ
 コロンビア
言語 英語
スペイン語
製作費 $26,000,000[2]
興行収入 $24,900,000[3]
日本の旗 155万円[4]
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ストーリー 編集

100年以上にわたって続いてきたチリのサンホセ鉱山で、大規模な崩落事故が発生する。崩落により地下およそ700メートルの最下層部で作業中の作業員33名が坑道内部に取り残されてしまう。

出口へと続く唯一の坑道は崩落で通れなくなっており、煙突(通風口)内の梯子も敷設途中で地上まで繋がっておらず自力での脱出は不可能。さらには避難所に備蓄されていた食料と水は3日分しかない絶望的な状況だった。

一方地上では、会社が事故を隠蔽しようとしたが、それに気が付いた地上作業員がマスコミに公表した事で事故の話が広まり、鉱山の付近に作業員の家族らが詰めかけていたが、会社側からは何も説明が得られない。 翌日、鉱業大臣が現地に訪れ会社側へ説明を求めたが、現在も鉱山が不安定な事と過去の崩落事故での生存者がいないことを理由にこれ以上の対応はしないと告げられてしまう。 鉱業大臣は救出活動を政府が引き継ぐことを決定し、掘削のためのドリルが世界中から集められ、救出作業が開始されたのだった。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替[5]

脚注 編集

  1. ^ THE 33 (12A)”. British Board of Film Classification (2015年11月9日). 2016年5月26日閲覧。
  2. ^ Pamela McClintock (2015年11月10日). “Box-Office Preview: Angelina Jolie Pitt's 'By the Sea' Opts for Limited Release”. The Hollywood Reporter. 2016年5月26日閲覧。
  3. ^ The 33 (2015)”. Box Office Mojo. 2016年5月26日閲覧。
  4. ^ キネマ旬報 2017年3月下旬号』p.75
  5. ^ チリ33人 希望の軌跡”. 2016年5月26日閲覧。

外部リンク 編集