ティミンズ: City of Timmins)は、カナダオンタリオ州北東部に位置する人口4万2,997人(2006年統計)の都市サドバリーより200kmほどに位置する。北オンタリオ地方に位置するため、フランス系カナダ人が多く人口の半数以上は英語とフランス語を話すことのできるバイリンガル都市として知られる。

ティミンズ
Timmins Ontario.jpg
(写真:ティミンズ市街)
オンタリオ州内の位置
オンタリオ州内の位置
座標:北緯48度28分00秒 西経81度20分00秒 / 北緯48.46667度 西経81.33333度 / 48.46667; -81.33333
基礎データ
Flag of Canada.svg カナダ
Flag of Ontario.svg オンタリオ州
行政区 コクレーン地区
都市名 ティミンズ
英語名 City of Timmins
創設日 1912年
面積 2,979.15 km²
標高 海抜 295 m
人口 2011年[1]
 - 市域 43,165 人
 - 人口密度 14.5 人/km²
時間帯 東部標準時(EST)、UTC-5
夏時間 東部夏時間(EDT)、UTC-4
郵便番号 P4N、P4P、P4R
市外局番 +1-705
公式サイト

歴史編集

1907年、近郊のコバルト英語版コバルト銀ラッシュ英語版に湧いた。1909年にはドームマイン英語版ポーキュパイン・ゴールドラッシュ英語版に湧いた。その後1912年、3つ目の金鉱がこの地域で発見され、ノーア・ティミンズ(Noah Timmins)によってティミンズ市は誕生した。

都市の地下には廃坑となった鉱山のトンネルがネットワーク状に広がっており、近年、これがもとで地盤沈下による陥没した穴が見られるようになり、国際的にも注目が集まるようになった。

1964年、Texas Gulf Sulphur社がティミンズ近郊のKidd Creekで銅・銀・鉛の鉱山を発見するとウィンドモール石油鉱山スキャンダル英語版及びテキサス・ガルフ株不正事件英語版(SEC v. Texas Gulf Sulphur Co.)の舞台となった。

地理編集

気候編集

気候は大陸性気候で冬は非常に寒冷で1月の平均気温は-16.8度、最低気温の平均は-23度に達する。一方、7月の平均最高気温は24.2度、過去最高気温は1936年7月12日の39.4度とかなり夏は暑くなる。過去最低気温は1962年2月1日の-45.6度である。年間降雪量は311.3㎝に達し、降雪も多い。

ティミンズ (ティミンズ空港), 1981−2010の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 8.0
(46.4)
12.2
(54)
27.5
(81.5)
29.9
(85.8)
34.9
(94.8)
38.8
(101.8)
39.4
(102.9)
36.7
(98.1)
36.1
(97)
28.9
(84)
20.0
(68)
14.2
(57.6)
39.4
(102.9)
平均最高気温 °C°F −10.6
(12.9)
−7.2
(19)
−0.6
(30.9)
8.0
(46.4)
16.6
(61.9)
21.9
(71.4)
24.2
(75.6)
22.5
(72.5)
17.1
(62.8)
9.0
(48.2)
0.6
(33.1)
−6.9
(19.6)
7.9
(46.2)
日平均気温 °C°F −16.8
(1.8)
−14
(7)
−7.4
(18.7)
1.8
(35.2)
9.6
(49.3)
14.9
(58.8)
17.5
(63.5)
16.0
(60.8)
11.1
(52)
4.4
(39.9)
−3.4
(25.9)
−11.9
(10.6)
1.8
(35.2)
平均最低気温 °C°F −23
(−9)
−20.7
(−5.3)
−14.2
(6.4)
−4.5
(23.9)
2.5
(36.5)
7.8
(46)
10.7
(51.3)
9.4
(48.9)
5.2
(41.4)
−0.3
(31.5)
−7.4
(18.7)
−17
(1)
−4.3
(24.3)
最低気温記録 °C°F −44.2
(−47.6)
−45.6
(−50.1)
−37.8
(−36)
−29.4
(−20.9)
−13.9
(7)
−5.6
(21.9)
−0.5
(31.1)
−3.3
(26.1)
−6.4
(20.5)
−13
(9)
−33.9
(−29)
−43.9
(−47)
−45.6
(−50.1)
降水量 mm (inch) 51.8
(2.039)
41.3
(1.626)
54.5
(2.146)
56.2
(2.213)
67.4
(2.654)
83.4
(3.283)
90.9
(3.579)
81.6
(3.213)
84.7
(3.335)
82.5
(3.248)
75.9
(2.988)
64.5
(2.539)
834.6
(32.858)
雨量 mm (inch) 3.2
(0.126)
1.7
(0.067)
14.1
(0.555)
30.1
(1.185)
62.3
(2.453)
83.2
(3.276)
90.9
(3.579)
81.6
(3.213)
83.7
(3.295)
68.1
(2.681)
30.9
(1.217)
8.5
(0.335)
558.3
(21.98)
降雪量 cm (inch) 57.8
(22.76)
45.9
(18.07)
44.8
(17.64)
27.2
(10.71)
5.0
(1.97)
0.2
(0.08)
0.0
(0)
0.0
(0)
1.0
(0.39)
15.1
(5.94)
49.0
(19.29)
65.2
(25.67)
311.3
(122.56)
平均降水日数 (≥0.2 mm) 17.5 14.0 13.5 11.1 12.6 14.7 14.4 14.3 15.8 16.5 19.3 19.8 183.6
平均降雨日数 (≥0.2 mm) 1.6 1.1 3.7 6.9 11.7 14.7 14.4 14.3 15.6 13.5 6.9 2.7 107.2
平均降雪日数 (≥0.2 cm) 17.7 14.0 11.8 6.6 2.1 0.14 0.0 0.0 0.62 5.9 15.5 19.3 93.5
出典:

人口編集

2016年の人口は41,788人でここ20年程は人口減少が続いている。

年度 人口(人) 増加率(%)
2016年 41,788 -3.2
2011年 43,165 0.4
2006年 42,997 -1.6
2001年 43,686 -8.0
1996年 47,499 0.1
1991年 47,461 -
  • 増加率は過去5年間の人口増加率を意味する。

言語編集

ティミンズはフランス系カナダ人人口の割合が高い都市で2016年統計によるとフランス語の母語話者の割合は35.6%に達し、人口の半数がバイリンガルとなっている。

母語話者(ティミンズ)2016
英語
  
63.7%
フランス語
  
35.6%

経済編集

同市はオンタリオ州北東部の行政と経済の中心地でもある。主な産業は鉱業であり、鉱山からはを始めとして、亜鉛ニッケルなどが採れる。また、林業も地元の重要な産業。

市の西部では、小売業が次々と進出しており、ホームディーポ(Home Depot)やカナディアン・タイヤ(Canadian Tire)の大型店、、シルバーシティ(Silver City theatre)、ショッパーズ(Shoppers)の新店舗などがオープンしている.

交通編集

空港編集

ティミンズ空港(Timmins AirportIATA空港コード:YTS、ICAO空港コード:CYTS)
この空港はトロントサドバリーへの定期便があり、州北部の小さな町へアクセスするミニ・ハブ空港として機能している。

姉妹都市編集

  直島町日本 香川県1981年8月28日提携
1975年、ティミンズ近郊のキッドクリーク鉱山(Kidd Creek)[5] に銅精錬所を建てたテキサスガルフサルファー社(Texas Gulf Sulphur Company)が、三菱鉱業直島精錬所で開発した三菱連続精銅法を採用した縁で技術者の交流が始まり、1981年に姉妹都市提携に至った[6]

著名人編集

脚注編集

外部リンク編集