ディフタウ
ディフタウ(ゴラ・ディフタウ、ディフタウ山、ロシア語: Дыхтау(Dykhtau), カラチャイ・バルカル語: Дых тау(Dykh-Tau))は、ロシアのカバルダ・バルカル共和国にある山である。山頂はジョージアとの国境の北約5kmに位置している。エルブルス山に次いでコーカサス山脈およびヨーロッパで2番目に高い山である。山名はテュルク語で「ギザギザの山」を意味する"dik dagh"に由来する。
ディフタウ | |
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最高地点 | |
標高 | 5,205 m (17,077 ft) |
プロミネンス | 2,002 m (6,568 ft) |
アイソレーション | 64 キロメートル (40 mi) |
総称 | セブン・セカンド・サミット ウルトラ |
座標 | 43°3′N 43°8′E / 43.050°N 43.133°E座標: 43°3′N 43°8′E / 43.050°N 43.133°E |
地形 | |
所在地 | ![]() |
国 | ![]() ![]() |
所属山脈 | コーカサス山脈 |
地形図 | Map and Guide to the Caucasus: Bezingi, Bashil, Adaikhokh[1] |
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アクセス編集
ディフタウへは北側(ロシア側)から最もアクセスしやすい。ベジンギ村はカバルダ・バルカル共和国の首都・ナリチクから公共交通機関がわずかしかなく、4WD車を借りる必要がある。ベジンギ村のキャンプは標高2180mの位置にある。ここからベースキャンプに到達するまでさらに2日間かかる[2]。
登頂ルート編集
ディフタウは、ベジンギ氷河を渡り壮大な「ベジンギの壁」に面するコーカサス山脈の山の一つである。1888年のMummeryとZarfluhによる初登頂は当時の大きな成果だった。彼らが使用した南西稜を上るルートは今では通常のルートとしては使われておらず、ロシアのグレードで4Bに格付けされている北稜のルートが使われている。
Misses Koshから始まり、Misses-Tauの西稜を最初に横断し、Misses-Koshから4時間、ディフタウの北稜に下行する懸垂氷河が位置するロシアのBivouacまで続く。Misses-Tauとディフタウの間の狭い道にたどり着いたら、北稜は頂上に続いている。ロシアの野営地から北稜の野営地までは2日は見ておく必要がある。詳細と地図
地図編集
インターネット上ではソ連軍に由来する様々な地図が見られる。それらはキリル文字で書かれている。2つの地図がこのエリアをカバーしている[1]。
脚注編集
- ^ a b EWP/WCP (1994). Map and Guide to the Caucasus: Bezingi, Bashil, Adaikhokh (地図). 1:100,000 with mountaineering information. EWPによる作成. (1st ed.). ISBN 0-906227-53-4
- ^ Robin Collomb and Andrew Wielochowski (1993). Caucasus from Elbrus to Kazbek (地図). 1:200,000 with general information. Map Guides. EWPによる作成. (1st ed.). ISBN 0-906227-54-2
外部リンク編集
- "Gora Dykh-Tau, Russia". Peakbagger.com. Cite webテンプレートでは
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引数が必須です。 (説明) - summitpost.org: Dykhtau