トヨタ・ヴェロッツ

トヨタ自動車のミニバン型乗用車

ヴェロッツVELOZ)は、トヨタ自動車ダイハツ工業が共同開発した7人乗り小型ミニバンである。インドネシアマレーシアベトナムで生産が行われ、主に新興国市場で販売が行われている。

トヨタ・ヴェロッツ
W101RE/101LE型
2021年11月発売型 フロント
2021年11月販売型 リア
2021年11月発売型 インテリア
概要
別名 トヨタ・ヴェロッツクロス
トヨタ・アバンザ(3代目)
ダイハツ・セニア(3代目)
プロドゥア・アルザ(2代目)
製造国 インドネシアの旗 インドネシア
マレーシアの旗 マレーシア
 ベトナム
販売期間 2021年11月11日 -
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
プラットフォーム DNGA-Bプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 2NR-VE型 1,496 cc 直列4気筒 DOHC
最高出力 2NR-VE
78 kW (106 PS) / 6,000 rpm
最大トルク 2NR-VE
137 N・m (14.0 kg・m) / 4,200 rpm
変速機 5速MT
CVT
車両寸法
ホイールベース 2,750 mm
全長 4,475 mm
全幅 1,750 mm
全高 1,665 - 1,700 mm
系譜
先代 トヨタ・アバンザヴェロッツ
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概要 編集

2021年11月11日、インドネシアでアバンザの上位モデルヴェロッツが販売された。

2代目には『アバンザ ヴェロッツ』というグレードが存在していたが、今回のアバンザにはなく、その代わりヴェロッツが発売された。

インドネシアにおけるDNGA採用車種第2弾に位置づけられ、プラットフォームがDNGAとして初めてとなるBセグメント用の「DNGA-Bプラットフォーム」に刷新され、初のFFレイアウトを採用。室内長が2代目に比べて160mm拡大。また、トランスミッションには5MTに加えて「D-CVT」が採用された。タイヤが2代目よりも大径化され、外内装ともにスポーティーデザインとなった。さらに、予防安全装備「Advanced Safety Assist(日本名:スマートアシスト)」も設定された。

2022年10月18日、マレーシアで現地合弁会社UMWトヨタ・モーターから発売[1]。マレーシアで完全ノックダウン方式で生産する。

2022年10月26日、ベトナムモーターショー2022でベトナムで販売するヴェロズクロス(ベトナムのみの名称)をベトナムで生産すると発表した[2]。生産は12月から行う。

車名の由来 編集

VELOZ」は、英語の「Velocity」とスペイン語の「Velocidad」の造語。また、「速い」を意味する。

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集

トヨタ・ヴェロッツ