トーケンズ(The Tokens)は、アメリカ合衆国のボーカル・グループ。『ライオンは寝ている』のヒットで知られる。

トーケンズ
出身地 アメリカ合衆国ニューヨーク市ブルックリン
ジャンル ドゥーワップ、ポップス
活動期間 1955年 -
公式サイト The Tokens

略歴

編集

エイブラハム・リンカーン高校の学生により1955年に「The Linc-Tones(リンク・トーンズ)」として結成される。創設メンバーはニール・セダカ、シンシア・ゾロティン、ハンク・メドレス、エディー・ラプキン。地元のダンス・イベント、パーティー、集会などで活動する。ゾロティンの母親の紹介でブリル・ビルディングで音楽出版社を営むジョゼフ・ハッピー・ゴーディと知り合い、オーディションを受けた際にプロデューサーのモーティ・クラフトによりセダカ&グリーンフィールドの自作曲4曲(『I Love My Baby』など)を録音する。その際にグループ名を「トーケンズ」に改名する[1]

ラプキンが喧嘩別れで脱退、セダカの同級生でファルセットが得意なジェイ・シーゲルが加入する。1956年初めに『I Love My Baby』がニューヨークのラジオで小ヒットする。この年、セダカは高校を卒業、ジュリアード音楽院に入学する[1]

1957年頃にセダカとゾロティンが脱退。2名を追加して「Darrell & the Oxfords」を結成、1959年に『Picture In My Wallet』を発売する[2]

1960年、メドレス、シーゲルとミッチ・マーゴ、フィル・マーゴ兄弟で新生トーケンズを結成する[3]

1961年、『Tonight I Love in Fell In Love』がビルボード15位、『ライオンは寝ている』が3週連続ビルボード1位を記録する[4]

1963年、レコードレーベル「B.T. Puppy Records」を設立する[5]。プロデューサーとして関わったシフォンズのデビュー・シングル「いかした彼」はこの年、全米1位を記録した。

2004年、ボーカルグループ名誉殿堂に選定される[5]

その他

編集

1998年4月 - 9月、メジャーリーグ全球場で国歌を歌唱し、ギネス世界記録に認定される[6]

脚注

編集
  1. ^ a b 「ボーイ・ハント~ソングス・オブ・ニール・セダカ & ハワード・グリーンフィールド」ライナーノーツ
  2. ^ American Singing Groups: A History from 1940s to Today」Jay Warner
  3. ^ 「ライオンは寝ている」 ホワイト・ドゥー・ワップ・グループ、トーケンズのミッチ・マーゴが死去amass 2017年11月26日
  4. ^ Mitch Margo, Singer on The Tokens' Hit 'The Lion Sleeps Tonight,' Dies at 70ビルボード 2017年11月28日
  5. ^ a b The TokensThe Vocal Group Hall Of Fame
  6. ^ About The Tokensmm-group

外部リンク

編集