トーヨーカネツ株式会社: TOYO KANETSU K.K.) は東京都江東区にある会社。社会インフラ基盤となるLNGLPG原油などの備蓄用タンクを主に製造する。

トーヨーカネツ株式会社
TOYO KANETSU K.K.
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社
市場情報
東証プライム 6369
1961年10月2日上場
本社所在地 日本の旗 日本
136-8666
東京都江東区南砂二丁目11番1号
設立 1941年5月16日
業種 機械
法人番号 2010601004909 ウィキデータを編集
事業内容 各種貯蔵タンクと関連する土木・配管・計装等の付帯工事を含むトータルエンジニアリングおよび建設施工
代表者 代表取締役社長 大和田能史
資本金 185億8千万円
発行済株式総数 932万3,074株
売上高 連結 465億18百万円
(2020年3月期)
営業利益 連結 25億91百万円
(2020年3月期)
純利益 連結 17億17百万円
(2020年3月期)
純資産 連結 346億2百万円
(2020年3月)
総資産 連結 609億85百万円
(2020年3月)
従業員数 連結 995名、単体560名
(2020年3月)
決算期 3月31日
主要株主 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 5.65%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 5.00%
りそな銀行 4.91%
(2020年3月)
主要子会社 トーヨーコーケン
トーヨーカネツビルテック
トーヨーサービスシテム
環境リサーチ
外部リンク https://www.toyokanetsu.co.jp/
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沿革 編集

  • 1941年5月16日 東洋火熱工業を設立
  • 1959年10月 株式を店頭公開 (現・ジャスダック)
  • 1961年10月 東京証券取引所第2部上場
  • 1969年 社名をトーヨーカネツに変更
  • 1970年 東京・大阪・名古屋各証券取引所第1部銘柄に指定替え(後に大阪・名古屋各証券取引所は上場廃止)
  • 1971年 千葉工場を竣工
  • 2000年1月 - トーヨーコーケンにコンベヤ事業を譲渡。
  • 2003年 物流システム事業をトーヨーカネツソリューションズ株式会社に分社
  • 2016年11月 本社移転
  • 2018年4月 アスベスト調査を主力事業とする環境リサーチ株式会社を子会社化
  • 2019年4月 トーヨーカネツソリューションズ株式会社を吸収合併

会社概要 編集

1941年5月16日に東洋火熱工業として創業。当初は工業窯炉の製造・販売を柱としていた。太平洋戦争後の1950年に溶接技術を応用してあらゆるタンクの製造を開始した。原油貯蔵タンク、LNG極低温貯蔵タンク、LPG低温貯蔵タンク、高圧球形タンクなど、各種タンクを世界の石油・天然ガス産出国、消費国に5,700基以上建設。なかでもLNG極低温貯蔵タンクは世界2位の製造シェアである。原油タンクは18万KL、天然ガスタンクは18.8万KLの世界最大のものを建設している。平成期に入ってからは住宅事業も併営しタンク製造の技術を応用した工法・材料を用いている。物流システム事業は、2003年から2019年3月までは子会社のトーヨーカネツソリューションズで行っていた。こちらは物流システムの企画、設計、製作、施工、販売、及びメンテナンスを主営業としている。下記のようなシステムを国内を中心に各地に納品。(配送センターシステム、生産ラインシステム、空港手荷物搬送システム、郵便物仕分けシステム、トラックターミナルシステム、食品流通加工センターシステム、食品生産工場システム、アパレルシステム)

事業所 編集

関連会社 編集

  • トーヨーコーケン
  • トーヨーカネツビルテック
  • トーヨーサービスシステム
  • 環境リサーチ株式会社
  • P.T. TOYO KANETSU INDONESIA
  • TOYO KANETSU (MALAYSIA) SDN. BHD.
  • Toyo Kanetsu Singapore Pte. Ltd.

外部リンク 編集