トーワチキ

かつて存在した日本の玩具メーカー

株式会社トーワチキは、かつて存在した日本の玩具会社。

株式会社トーワチキ
Towa Chiki Corporation
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
101-0032
東京都千代田区岩本町2丁目18-14
藤井第一ビル
設立 1986年5月
代表者 代表取締役社長 馬渕宏
資本金 9500万円
主要株主 東和エンタープライズ株式会社(70%)
特記事項:2001年9月、解散(特別清算)[1]
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概要 編集

トーワチキは、東和サン機電株式会社(東和メックス、現・TBグループ)の子会社として、1986年にファミリーコンピュータ用ゲームソフト『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』を発売し、家庭用ゲームソフト市場に参入した。

ゲームソフト以外では、東和サン機電が開発した玩具「話すクマのぬいぐるみ(仮称)」のプログラムを担当した[2]ほか、TCシリーズというトランシーバーなどの玩具を発売していた。

2001年、東和メックスはオーディオ・ビジュアル事業(主にレンタルビデオ事業)を株式会社ゲオ事業譲渡したため、関連会社となっていたトーワチキは親会社である東和エンタープライズ株式会社と共に解散し、特別清算された[1]

商品 編集

玩具 編集

  • トランシーバー TC-280(2800円)
  • トランシーバー TC-330
  • トランシーバー TC-380(3800円)
  • トランシーバー TC-480(4800円)
  • ハロー クマで〜す(9800円)
  • ハロー イヌで〜す(1万2800円)

ファミリーコンピュータ用ゲームソフト 編集

ゲームボーイ用ゲームソフト 編集

  • 対局連珠(1990年2月23日、TBL
  • うおーズ(1990年10月5日、ACT)

参考資料 編集

  • '87 TOKYO TOY SHOW おもちゃ大全集 トイジャーナル'87.6臨時増刊(1987年6月、東京玩具人形問屋協同組合)

脚注 編集

  1. ^ a b 東和メックス株式会社 平成14年3月期中間決算短信のお知らせ 中間決算短信(連結)の添付資料(2001年11月15日)
  2. ^ 日本経済新聞(1987年1月5日朝刊)
  3. ^ まともなヒントの無い謎解き、調整が難しい上に調整を誤るとゲームクリアが不可能になる「性格ゲージ」のシステム、動作の鈍さからなるアクションの難しさなどから、ファミリーコンピュータ作品中の高難易度ゲームとして知られる。
    マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、35ページ
  4. ^ a b 開発は、ナツメ株式会社。

外部リンク 編集