ドナウ川クルーズ(ドナウがわクルーズ、英語: Danube River cruise)はヨーロッパの大河・ドナウ川を船で航行することで、特にドイツ・パッサウからハンガリー・ブダペストまでが観光航路として盛んで、東洋の長江クルーズに相当する。

ドイツ・パッサウドナウ川
ハンガリー・ブダペストのドナウ川

航路 編集

現在、ドナウ川では黒海からルーマニアブライラまで航海用大型船の航行ができ、河川航行用船舶ではドイツのケルハイム(Kelheim)まで、小型船ならウルムまで可能である。1992年完成のライン・マイン・ドナウ運河により、北海ロッテルダムから黒海のスリナまで航行ができ、1994年からは汎ヨーロッパ回廊にも指定された。

観光 編集

観光客用にクルーズ客船の運用も盛んで、ドナウ川クルーズは東洋の長江三峡下りに相当し、特にドイツ南部パッサウからハンガリー・ブダペストまでが盛んで、途中オーストリア・スロバキアを経由する。[1][2]

文化 編集

文学や芸術関係では、ヨハン・シュトラウス2世の合唱用のウィンナ・ワルツ美しく青きドナウ」(1867年)がよく知られている。

関連項目 編集

脚注 編集

外部リンク 編集