ナイスコンプレックス
略歴
編集- 2007年、劇団水性音楽出身のキムラ真が旗揚げ[1]。
- 2009年9月、新生ナイスコンプレックスとして活動を開始。ある特定の状況に置かれた人間の心の葛藤を描く「行動展示演劇」を展開。
- 2015年より新たな作風に取り組む。
- 2016年3月、N20『オレンジの迷信行動』、N22『鬼のぬけがら』、N23『よみ人シラズ』、N24『キミが読む物語』に客演参加した濱仲太が入団。
- 2018年1月、劇団員オーディション初の合格者として、土井覚と百瀬友水が入団。
- 2018年12月、北野くるみが入団。
- 2020年、よこのゆたかが入団。
- 2021年より準劇団員を設け、初の準劇団員として篠原麟太郎が入団。
エピソード
編集- ナイスコンプレックスという劇団名の由来は、「短所は隠すのではなく、前に出した方が強くなるし、何より面白い」という考えから生まれた造語。
- 「実際にあった事件・出来事をモチーフにし、演劇にしか出来ない事をする。自分の家族が見て分からない表現はしない。残る演劇を創る」こと。「考えてもらう」ではなく、「知ってもらう」をコンセプトとした作品づくりをしている。
- N19『斜い人』は「赤ちゃんポスト」を、N20『オレンジの迷信行動』は「死刑」を、N23『よみ人シラズ』は「君が代」をそれぞれ擬人化した抽象的な作品群である。
- ナイスコンプレックスの略称はナイコン。
劇団員
編集かつて所属していた劇団員
編集- 杉森雅也(俳優)
- 植松隆史(俳優)
- 藤田慶輔(俳優)
- 福田大助(俳優)
- 西山弘教(俳優)
- 安部智美(女優)
- 森田陽祐(俳優)
- 神田友博(俳優)
- 土井覚(俳優)
- 百瀬友水(俳優)
- よこのゆたか(俳優)
劇団公演
編集2007年
- ナイスコンプレックス N1『カナリヤ亡く夜』(6月7日 - 10日、明石スタジオ)
- ナイスコンプレックス N2『何苦楚ラフ』(11月30日 - 12月2日、明石スタジオ)
2008年
- ナイスコンプレックス N3『たぐり寄せるジェンガ』(2月28日 - 3月3日、ART THEATER かもめ座)
- ナイスコンプレックス N4『来ずトレイン末つジャック』(4月18日 - 20日、明石スタジオ)
- ナイスコンプレックス N5『あ罵羅ボ〜ン 〜君をチッチョと呼ぶ為に〜』(7月9日 - 13日、シアター風姿花伝)
- ナイスコンプレックス N6『八日目』(10月29日 - 11月3日、SPACE 雑遊)
2009年
- ナイスコンプレックス N7『青春の握りこぶし〜熱くあれ〜』(3月25日 - 29日、明石スタジオ)
- ナイスコンプレックス N8『カナリヤ亡く夜』(再演)(9月3日 - 7日、阿佐ヶ谷アルシェ)
- ナイスコンプレックス N9『ナイスコンプレックス』(11月25日 - 29日、阿佐ヶ谷アルシェ)
2010年
- ナイスコンプレックス N10『キスより素敵な手を繋ごう』『追憶と記憶』(3月24日 - 29日、阿佐ヶ谷アルシェ)
- ナイスコンプレックス N11『来ずトレイン末つジャック』(再演)(6月9日 - 14日、阿佐ヶ谷アルシェ)
- ナイスコンプレックス N12『サバイバーズ・ギルト』(11月23日 - 28日、Geki地下Liberty)
2011年
- ナイスコンプレックス N13『ゲズントハイト〜お元気で〜』[9](4月20日 - 24日、Geki地下Liberty)
- ナイスコンプレックス N14『キスより素敵な手を繋ごう』(再演)『追憶と記憶』(再演)『メロウ』(8月12日 - 16日、サンモールスタジオ)
- ナイスコンプレックス N15『ナイスコンプレックス』(再演)[10](東京:11月22日 - 25日、ウエストエンドスタジオ / 札幌:12月9日 - 11日、扇谷記念スタジオ・シアターZOO)
2012年
- ナイスコンプレックス N16『キミが読む物語』[11](4月6日 - 10日、サンモールスタジオ)
- ナイスコンプレックス N17『ワチャゴナドゥ』[12](7月12日 - 16日、サンモールスタジオ)
- ナイスコンプレックス N18『ゲズントハイト〜お元気で〜』(再演)[13](福岡:10月5日 - 8日、ぽんプラザホール / 札幌:11月1日 - 4日、扇谷記念スタジオ・シアターZOO / 東京:11月22日 - 12月2日、サンモールスタジオ)
2013年
2014年
- ナイスコンプレックス 道東公演『ナイスコンプレックス』[16](音更:1月29日、音更町文化センター 小ホール / 釧路:2月2日、まなぼっと幣舞 大ホール)
- ナイスコンプレックス N21『サバイバーズ・ギルト』[17][18](5月8日 - 11日、駅前劇場)
2015年
- ナイスコンプレックス N22『鬼のぬけがら』[19][20](1月21日 - 26日、OFF・OFFシアター)
- ナイスコンプレックス N23『よみ人シラズ』[21][22](9月9日 - 14日、吉祥寺シアター)
- 劇王東京II ナイスコンプレックス『可哀想な姉』[23](12月26日、新宿シアター・ミラクル)
2016年
- ナイスコンプレックス N24『キミが読む物語』(再演)[24][25](2月24日 - 29日、あうるすぽっと)
- 第7回せんがわ劇場演劇コンクール ナイスコンプレックス『かぜがふいた』[26](7月10日、調布市せんがわ劇場)
- ナイスコンプレックス N25『かぜのゆくえ』[27](8月10日 - 14日、ポケットスクエア ザ・ポケット)
- ナイスコンプレックス N26『ゲズントハイト〜お元気で〜』(再々演)[28](10月26日 - 30日、東京芸術劇場 シアターイースト)
2017年
- ナイスコンプレックス N27『キスより素敵な手を繋ごう』(再々演)[29](2月22日 - 26日、あうるすぽっと)
- ナイスコンプレックス N28『ナイスコンプレックス』(再々々演)[30](4月20日 - 23日、調布市せんがわ劇場)
2018年
- ナイスコンプレックス N29 フリーカル『YAhHoo!!!!』[31](4月25日 - 29日、シアターグリーン BIG TREE THEATER)
- ナイスコンプレックス プロデュース公演 NP#1『12人の怒れる男』(9月20日 - 24日、サンモールスタジオ)
- ナイスコンプレックス プロデュース公演 NP#2『えんとつ町のプペル』(12月5日 - 9日、調布市せんがわ劇場)
2019年
- ナイスコンプレックス プロデュース公演 NP#3『12人の怒れる男』(東京:7月17日 - 21日、TACCS1179 / 大阪:8月2日 - 4日、インディペンデントシアター2nd)
- ナイスコンプレックス N30 フリーカル『YAhHoo!!!!』(福島:9月7日 - 8日、チームスマイル・いわきPIT / 東京:9月12日 - 16日、新宿村LIVE)
2020年
- ナイスコンプレックス プロデュース公演 NP#4『えんとつ町のプペル』(東京:2月21日 - 25日、ベースメントモンスター王子 /
札幌:2月28日 - 3月1日、札幌市こどもの劇場やまびこ座[注釈 1]) - ナイスコンプレックス プロデュース公演 NP#5『12人の怒れる男』(東京:7月23日 - 27日、銀座博品館劇場 / 大阪:8月14日 - 16日、ABCホール)
2021年
- ナイスコンプレックス N31『キスより素敵な手を繋ごう』(2月20日 - 28日、あうるすぽっと)
- ナイスコンプレックス N32 フリーカル『YAhHoo!!!!』(東京:6月4日 - 6日、シアターサンモール / 福島:6月12日 - 13日、チームスマイル・いわきPIT)
- ナイスコンプレックス プロデュース公演 NP#6『12人の怒れる男』(大阪:7月30日 - 8月1日、大阪市立芸術創造館 / 東京:8月12日 - 15日、赤坂RED/THEATER)
2022年
- ナイスコンプレックス N34 フリーカル『YAhHoo!!!!』(5月11日 - 15日、あうるすぽっと)
- ナイスコンプレックス N35『キスより素敵な手を繋ごう』(東京:6月15日 - 19日、シアターサンモール / 福岡:6月26日、北九州芸術劇場 中劇場)
2023年
- ナイスコンプレックス N33『ゲズントハイト〜お元気で〜』(
2022年2月17日 - 20日、東京芸術劇場 シアターウエスト[注釈 1] 2023年3月16日 - 21日、あうるすぽっと)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “ナイスコンプレックスWEB”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “キムラ真:劇団員:ナイスコンプレックスWEB”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “早野実紗:劇団員:ナイスコンプレックスWEB”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “紅林里美:劇団員:ナイスコンプレックスWEB”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “大久保悠依:劇団員:ナイスコンプレックスWEB”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “アメブロプロフィール”. 大久保悠依. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “赤眞秀輝:劇団員:ナイスコンプレックスWEB”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “濱仲太:劇団員:ナイスコンプレックスWEB”. ナイスコンプレックス. 2016年3月12日閲覧。
- ^ “N13ゲズントハイト ダイジェスト版”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N15ナイスコンプレックス ダイジェスト版”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N16「キミが読む物語」”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N17「ワチャゴナドゥ」”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N18「ゲズントハイト〜お元気で〜」”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N19「斜い人」”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N20「オレンジの迷信行動」”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N21「ナイスコンプレックス」”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N21「サバイバーズ・ギルト」”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N21サバイバーズ・ギルト ダイジェスト版”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N22「鬼のぬけがら」”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N22 鬼のぬけがら ダイジェスト”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N23「よみ人シラズ」”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N23よみ人シラズ舞台CM”. ナイスコンプレックス. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “ナイスコンプレックス「可哀想な姉」”. 劇王東京II. 2015年12月6日閲覧。
- ^ “N24「キミが読む物語」”. ナイスコンプレックス. 2016年2月27日閲覧。
- ^ “N24『キミが読む物語』”. CoRich. 2015年12月10日閲覧。
- ^ “第7回せんがわ劇場演劇コンクール”. 調布市せんがわ劇場. 2016年5月20日閲覧。
- ^ “N25「かぜのゆくえ」”. ナイスコンプレックス. 2016年6月29日閲覧。
- ^ “N26「ゲズントハイト〜お元気で〜」”. ナイスコンプレックス. 2016年7月9日閲覧。
- ^ “N27「キスより素敵な手を繋ごう」”. ナイスコンプレックス. 2017年1月10日閲覧。
- ^ “N28「ナイスコンプレックス」”. ナイスコンプレックス. 2017年2月13日閲覧。
- ^ “次回公演 YAhHoo!!!!”. ナイスコンプレックス. 2018年2月3日閲覧。
外部リンク
編集- ナイスコンプレックスWEB - 劇団の公式サイト
- ナイスコンプレックスブログ - 劇団の公式ブログ
- ナイスコンプレックス (@gekidan_naikon) - X(旧Twitter)
- 劇団ナイスコンプレックス (@nicecomplex) - Instagram
- ナイスコンプレックス - YouTubeチャンネル