ナイトハルトゴムばね

ナイトハルトゴムばねとは、スイス人のナイトハルト(H.J.Neidhart)が発明したゴムばね[1]。日本には1952年にナイトハルト氏の息子(E.J.Neidhart)によって伝えられたとされる[1]

ナイトハルトゴムばねの断面

概要編集

色々な構成があるが、一般的なゴムばねは防振ゴムと金属製金具を加硫接着したものが多いのに対し、ナイトハルトゴムばねは、いずれもゴム金具を加硫接着することなく、円筒形あるいは円環形ゴムを金具で挟みゴムを転がしながら圧縮してばね作用を行うという特徴がある。接着型ゴムばねに比較して、ゴムのせん断歪率によりストロークを制限されることがないため大きなストロークが可能となる。一般的にばね特性は非線形となり、ストロークに比例してばね定数が高くなる。また、ヒステリシスを有するが、接型ゴムばねの場合はゴムの内部減衰のみによりヒステリシスを生じるのに対し、ナイトハルトゴムばねはゴムと金具の摩擦によるヒステリシスが追加される。

用途編集

脚注編集

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  1. ^ a b 遠藤誠太郎「ナイトハルトゴムばねについて」『日本機械学会誌』第60巻第463号、日本機械学会、1957年8月5日、 804-812頁、 doi:10.1299/jsmemag.60.463_804ISSN 00214728NAID 1100024558672020年7月7日閲覧。