ノンポリは、英語の「nonpolitical(ノンポリティカル)」の略で、政治運動に関心が無いこと、あるいは関心が無い人。そのような集団をノンポリ層とも呼ぶ。

東大紛争日大紛争が始まった1968年昭和43年)の流行語として挙げられ[1]、元は1960 - 70年代日本の学生運動に参加しなかった学生を指す用語である。政治にまったく興味を持たなかった人だけではなく、政治問題に関心はあるものの、次第にセクト化過激化していった学生運動を嫌い、特定の党派に属することを拒否した人々(ノンセクト・ラジカル)なども含まれていた。

また、無党派の中の消極的無党派をノンポリと呼ぶことがある。

脚注 編集

  1. ^ 槌田満文「新語と流行語」。池田弥三郎(編)『日本語講座 第2巻 ことばの遊びと芸術』大修館書店、1976年(1978年3版)、335頁。

関連項目 編集

外部リンク 編集

ノンポリ - コトバンク