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ハミダシクリエイティブ

（ハミダシクリエイティブ凸から転送）

『ハミダシクリエイティブ』（英: HAMIDASHI CREATIVE）は、まどそふとより2020年9月25日に発売された18禁美少女アドベンチャーゲーム。公式略称は「ハミクリ」。

ハミダシクリエイティブ
ジャンル 学園
ゲーム
ゲームジャンル 学園に来ない女子と見過ごしがちな
青春を探す学園恋愛ADV
対応機種 Microsoft Windows 10
Nintendo Switch
PlayStation 4
ゲームエンジン Artemis Engine
開発元 まどそふと
発売元 まどそふと（PC）
iMel（コンシューマー）
ディレクター もじゃすびい
キャラクターデザイン 宇都宮つみれ
茜屋（SD）
シナリオ 甲木順之助
音楽 まつむー
メディア DVD-ROM
ディスクレス起動 可
アクチベーション 不要
プレイ人数 1人
発売日 Windows
2020年9月25日
Switch, PS4
2021年6月24日
レイティング Windows
18禁
キャラクター名設定 不可
セーブファイル数 1200
画面サイズ 1280*720
キャラクターボイス フルボイス（主人公は除く）
ゲーム：ハミダシクリエイティブ凸
ゲームジャンル 学園に来てくれる美少女と
青春を謳歌する学園恋愛ADV
対応機種 Microsoft Windows 10/11
ゲームエンジン Artemis Engine
開発・発売元 まどそふと
ディレクター もじゃすびい
キャラクターデザイン 宇都宮つみれ
茜屋（SD）
シナリオ 甲木順之助
音楽 まつむー
メディア DVD-ROM
ディスクレス起動 可
アクチベーション 不要
プレイ人数 1人
発売日 Windows
2022年11月25日
レイティング Windows
18禁
キャラクター名設定 不可
セーブファイル数 1200
画面サイズ 1280*720
キャラクターボイス フルボイス（主人公は除く）
アニメ
総監督 ひらさわひさよし
キャラクターデザイン 中野圭哉
アニメーション制作 フロンティアエンジン
ハヤブサフィルム
放送局 未発表
放送期間 2024年 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 美少女ゲーム系・アニメ
ポータル ゲーム・アニメ

まどそふとが開発した前作『ラズベリーキューブ』ではマップ選択式を採用していたが、本作は前々作『ワガママハイスペック』等の一般的なADV同様に選択肢にてルート分岐するシステムとなっている。

家庭用ゲーム機向けとして、Nintendo Switch版とPlayStation 4版が2021年6月24日にiMelから発売された[1]。 各ヒロインによるASMR（音声作品）が販売されている。

2022年11月25日に、続編の「ハミダシクリエイティブ凸」（英: Hamidashi Creative Totsu）が発売された。

ストーリー 編集

日陰の存在として教室でひっそりと過ごしていた和泉智宏は、ある日、学園側が実施したくじ引きにより次期生徒会長に選ばれ、突然注目の的となる。智宏は仲間を集めようと顧問に相談するが、顧問から紹介された役員候補の女子学生はいずれも不登校の状態にあった。前途多難な中、智宏は活動を開始する。そこへ、しばらく姿を消していた前会長の鎌倉 詩桜が登場する[2]。実は詩桜は有名な小説家であり、引継ぎをせぬまま取材旅行へ行っていたことが判明する[2]。

登場人物 編集

併記している担当声優は、左がWindows版で右がコンシューマ版。

主人公 編集

和泉 智宏（いずみ ともひろ）
主人公。自他ともに認める日陰者だったが、生徒会長に選任され突如脚光を浴びる。

「ハミクリ」からのメインヒロイン 編集

和泉 妃愛（いずみ ひより）
声 - 柳ひとみ[2] / 戸田めぐみ[3]
智宏の妹[2]。兄を甘やかすことに生きがいを感じており、兄の世話ができないと調子がくるってしまう[2]。
子役出身の人気声優として活動し、家計を支える[2]。
常盤 華乃（ときわ かの）
声 - 秋野花[2] / あさみほとり[3]
智宏のクラスメイト[2]。クラスに転入してきたばかりの2日目から不登校になる[2]。たこ焼きが好物。
人気イラストレーターで、ソーシャルゲームの仕事などを行っている[2]。また、妃愛のファンでもある[2]。
錦 あすみ（にしき あすみ）
声 - 紬雪乃[2] / つむぎゆきの[3]
智宏の後輩[2]。不登校中だが、智宏がコンビニを訪れた際に出会う[2]。肉まんが好物[2]。
人気VTuber「雪景シキ」として活動しており、歌唱力にも定評がある[2]。
鎌倉 詩桜（かまくら しお）
声 - 浜辺実雨[2] / 堀場美希[3]
前生徒会長[2]。高いカリスマ性がある一方で、会長在任時には役員全員をクビにするという暴挙も働いている[2]。
小説家として活動し、自身の経験を作品に反映させている[2]。

「ハミクリ凸」からメインヒロインに昇格したヒロイン 編集

竜閑 天梨（りゅうかん あめり）
声 - 歩サラ[2]/ 岡本理絵
智宏のクラスメイトで、クラスカーストの最上位に君臨する。
読者モデルとして人気を博す一方で、友達付き合いの悩みを抱えている[2]。

その他の登場人物 編集

「ハミクリ」から登場 編集

和泉 里（いずみ みり）
声 - あじ秋刀魚[2] / 前田恵
智宏の従姉で、智宏のクラス担任および生徒会顧問も務めている[2]。
学生時代に読者モデルをしており、その美貌で男子学生たちを魅了している[2]。
新川 広夢（しんかわ ひろむ）
声 - 小波すず[2] / 藤沢れい香
智宏のクラスメイトで、智宏に親しく話しかけてくる数少ない人物の一人[2]。
男子だが女子のような可愛らしい顔立ちをしている[2]。
聖 莉々子（ひじり りりこ）
声 - 夏樹柑菜[2] / 笹本菜津枝
お嬢様校として知られる百合ヶ峰学園の生徒会長[2]。
相手を見下すような話し方などにより学生たちから恐れられる。詩桜をライバル視している[2]。

「ハミクリ凸」から登場 編集

神田 柑凪（かんだ かんな）
声 - 七種結花
飯田 伊々奈（いいだ いいな）
声 - 飴川紫乃

主題歌 編集

「Unreal Creation!」
櫻川めぐによるオープニングテーマ。作詞はstel、作曲・編曲は堀江晶太。
「一冊のアロー」
櫻川めぐによる凸オープニングテーマ。作詞・作曲・編曲は堀江晶太。

開発 編集

ディレクターのもじゃすびいは、本作のテーマについて「　『不登校』×『クリエイティブ』」としている[2]。 本作には、Vtuberとして活動しているキャラクターも含まれており、このことについてもじゃすびいは、「（VTuberそれ自体ではなく）VTuberを題材としたキャラクターを作るというのは、実は結構独特な作業になるんですね。VTuberとエロゲヒロインの間に横たわる細く深い溝にいったい誰がいつ向き合うのだろう、といったことも感じました。」と2020年9月のテックジャイアンとのインタビューの中で振り返っている[2]。

反響 編集

WEB体験版に対する反響 編集

ディレクターのもじゃすびいは、9月のインタビューの中で、前月に公開されたWEB体験版について「Macintoshユーザーやスマートフォンユーザーの方にもお楽しみいただいているようで、まどそふと側も全体的に好感触を掴んでいます。」と話している[2]。

売り上げ 編集

Getchu.comの2020年セールスランキングで4位[4]を獲得した。

人気投票 編集

月間げっちゅ投票「このゲームはプレイしとけ！」2020年9月発売タイトル2位を獲得した[5]。

萌えゲーアワード2020の年間ランキング2位[6]を獲得した。

テレビアニメ 編集

2023年6月30日から8月28日にかけてアニメ化のためのクラウドファンディングを実施した結果、制作が決定した。5分尺のショートアニメーションを予定している。2024年放送予定。

スタッフ 編集

脚注 編集

[脚注の使い方]
  1. ^ “PRODUCT”. ハミダシクリエイティブ. 2021年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月25日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah （インタビュー）「【発売直前メーカーインタビュー付き！】クリエイティブな問題児たちと生徒会を運営する学園恋愛ADV！『ハミダシクリエイティブ』」『TG Smart』、2020年9月24日。 オリジナルの2021年7月14日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20210714125903/https://www.tgsmart.jp/article.aspx?a=28635。2021年7月14日閲覧。 
  3. ^ a b c d “恋愛ADV「ハミダシクリエイティブ」PS4/Switch版が6月24日に発売決定！”. GAME Watch. 株式会社インプレス (2021年2月26日). 2021年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月14日閲覧。
  4. ^ “Getchu.com：2020年 ゲーム・セールスランキング”. www.getchu.com. 2022年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月28日閲覧。
  5. ^ “月間げっちゅ投票「このゲームはプレイしとけ！」”. 萌えゲーアワード. 2021年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月28日閲覧。
  6. ^ “萌えゲーアワード2020 年間ランキング”. 萌えゲーアワード. 2021年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月28日閲覧。
  7. ^ a b c d “『ハミダシクリエイティブ』アニメ化プロジェクト”. CAMPFIRE. まどそふと. 2023年8月30日閲覧。

外部リンク 編集

 

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