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ヒナカンアオイ(雛寒葵、学名Asarum okinawensisシノニムHeterotropa okinawensis)とは、ウマノスズクサ科カンアオイ属多年草

ヒナカンアオイ
保全状況評価[1]
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 CR.svg
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ウマノスズクサ目 Aristolochiales
: ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae
: カンアオイ属 Asarum
: ヒナカンアオイ
A. okinawensis
学名
Asarum okinawensis
Hatusima
シノニム

Heterotropa okinawensis (Hatusima) F.Maekawa

和名
ヒナカンアオイ

目次

概要編集

日本固有種琉球諸島沖縄島のみに分布する。石灰岩地の林内に生育する。

多年草は対生または束生、卵状心形~広卵状心形で、長さ5~6cm程度、先端は鋭く尖り、表面は深緑色で、雲斑がある。葉柄は長い。花期は2~4月。のように見えるのは花弁ではなく3枚のがく片である。がく片の縁は反り返らず、色は淡黄白色。がく片の根本にあるがく筒は、長さ7mm程度で、くびれず、暗緑色。雄しべは12個、雌しべは6個。

園芸用の採取で、個体数を減らしている他、生育地周辺で開発は進んでいる。

保護上の位置づけ編集

絶滅危惧IA類 (CR)環境省レッドリスト

生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックに掲載されている。

2017年(平成29年)に希少野生動植物種および特定国内希少野生動植物種に指定された[2]

脚注編集

  1. ^ Ministry of the Environment, Japan (2016). Asarum okinawense. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T54142204A54142215. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-1.RLTS.T54142204A54142215.en. Downloaded on 01 December 2018.
  2. ^ 環境省 国内希少野生動植物種一覧【植物】(2017年8月19日閲覧)

参考文献編集

  • 環境庁自然環境局野生生物課編 『改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物8 植物I(維管束植物)』 財団法人自然環境研究センター、2000年、ISBN 4-915959-71-6
  • 島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧【改訂版】』 九州大学出版会、1997年、197頁、ISBN 4-87378-522-7
  • 新城和治・新島義龍 「ヒナカンアオイ」 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、沖縄県文化環境部自然保護課編 、2006年、82頁。
  • 多和田真淳監修・池原直樹著 『沖縄植物野外活用図鑑 第7巻 シダ植物~まめ科』 新星図書出版、1989年、141頁。

外部リンク編集