ビラーワル・ブットー・ザルダーリー

ビラーワル・ブットー・ザルダーリーシンド語: بلاول ڀٽو زرداریウルドゥー語: بلاول بھٹو زرداری‎、: Bilawal Bhutto Zardari1988年9月21日 - )は、パキスタンの政治家。現パキスタン人民党(PPP)党首。ベーナズィール・ブットー元首相とアースィフ・アリー・ザルダーリー元大統領の子で、ビラーワル・ザルダーリー・ブットーとも表記される。

ビラーワル・ブットー・ザルダーリー
Bilawal Bhutto Zardari, Women's World Awards 2009.jpg
オーストリア、ウィーンのウィーナー・シュタットハレで開かれた世界女性賞2009にて
パキスタン人民党共同代表
就任
2007年12月30日
アースィフ・アリー・ザルダーリーとサービング
前任者 ベーナズィール・ブットー
個人情報
生誕 (1988-09-21) 1988年9月21日(31歳)
パキスタン、カラチ
国籍 パキスタン
政党 パキスタン人民党
親戚 ベーナズィール・ブットー(母)
アースィフ・アリー・ザルダーリー(父)
ズルフィカール・アリー・ブットー(祖父)
ムルタザ・ブットー(叔父)
住居 パキスタン、カラチ
イギリス、オックスフォード
アラブ首長国連邦、ドバイ
出身校 ラシッド男子校
オックスフォード大学クライスト・チャーチ
職業 政治家
宗教 イスラム教

パキスタン初の民選首相で、人民党結党者のズルフィカール・アリー・ブットー大統領の孫でもある[1]

教育編集

第二次ブットー政権時はカラチグラマースクールで学んでいたが[要出典]イスラマバードのフレーベル国際学校に通った[2]。後にドバイのラシッド男子校にも通い、生徒会の副会長を務めた[3]。彼はテコンドー黒帯を所持している[4]。2010年6月までオックスフォード大学で学んだ。

人民党党首編集

2007年12月30日、ビラーワルはパキスタン人民党の党首に選任された[5]。暗殺されたベーナズィールの後継候補として夫のアースィフ・アリーの名が挙がっていたが、息子が職を後継し[6]、アースィフ・アリーは共同党首となった[7]。記者会見で、アースィフ・アリーはビラーワルが今後「ビラーワル・ザルダーリー」ではなく「ビラーワル・ブットー・ザルダーリー」の名を使用することを発表した[8]。人民党のウェブサイトでは、彼の名はビラーワル・ザルダーリー・ブットーと表記されている[9]

ベーナズィール・ブットー暗殺編集

2007年12月、ベーナズィールが暗殺されるとパキスタンに一時帰国した。ビラーワルはオックスフォード大学での研究を修了してから党務に専念したいとしていた[10]。オックスフォードでの彼の警護には、最低でも毎年100万ポンドかかると見込まれていた[11]。2008年9月には、父の大統領就任式での宣誓に立ち会うため帰国した[12]

土地問題編集

2009年、ビラーワルとアースィフ・アリーの親子がイスラマバードの本来なら20億ルピーほどする一等地をたった6200万ルピーで買い上げたことが明るみに出た[13]。この問題は国会でも非常に真剣に取り上げられ、なかでも野党のパキスタンイスラム連盟(PML)は親子に対し国立国会事務局の休会動議を提出した[14]

脚注編集

  1. ^ Family victim of delayed justice, says Bilawal by Shamim-ur-Rahman. (DAWN) 8 August 2004
  2. ^ “PPP chairman Bilawal leaves for Oxford”. Sify News. http://sify.com/news/fullstory.php?id=14582900 2008年1月8日閲覧。 
  3. ^ Rashid School for Boys Student Council Minutes Archived 2008年1月1日, at the Wayback Machine. 13 December 2005
  4. ^ “Benazir's son regrets he couldn't play cricket”. The Times of India. (2007年12月30日). http://timesofindia.indiatimes.com/World/Pakistan/Benazirs_son_regrets_he_couldnt_play_cricket/articleshow/2662337.cms 2007年12月30日閲覧。 
  5. ^ “Bhutto's Son Given Top Party Job”. Sky News. オリジナルの2009年6月28日時点におけるアーカイブ。. http://arquivo.pt/wayback/20090628013543/http://news.sky.com/skynews/article/0,,70131-1298715,00.html 2007年12月30日閲覧。 
  6. ^ “Son to head Bhutto's party”. Al Jazeera English. (2007年12月30日). http://english.aljazeera.net/NR/exeres/8FE9DB67-DCA5-42A0-AD4C-8A3760CA1128.htm 2007年12月30日閲覧。 
  7. ^ “Bhutto's son, husband to be co-leaders of party”. Reuters. http://in.reuters.com/article/topNews/idINIndia-31174520071230 2007年12月30日閲覧。 
  8. ^ Walsh, Declan (2007年12月31日). “My mother said democracy is best revenge - Bhutto son”. London: The Guardian. http://www.guardian.co.uk/pakistan/Story/0,,2233633,00.html 2007年12月31日閲覧。 
  9. ^ Office Bearers of CEC”. ppp.org.pk. 2010年1月24日閲覧。
  10. ^ “Key party role for Bhutto's son”. The Press Association. (2007年12月30日). オリジナルの2008年1月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080102011903/http://ukpress.google.com/article/ALeqM5jyLlVu7eOZvgLqAyvCg1uo4rkSaw 2007年12月30日閲覧。 
  11. ^ “Bilawal's security to cost Britain 1 million pounds”. Rediff. (2008年1月14日). http://www.rediff.com/news/2008/jan/14bhutto.htm 2008年1月16日閲覧。 
  12. ^ Wilkinson, Isambard (2008年9月9日). “Benazir Bhutto's widower Asif Ali Zardari sworn in as Pakistan president”. The Telegraph (London). http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/pakistan/2710399/Benazir-Bhuttos-widower-Asif-Ali-Zardari-sworn-in-as-Pakistan-president.html 2008年9月23日閲覧。 
  13. ^ Zardari, son buy 300 acres of prime land in Islamabad”. The Peninsula. 2009年11月4日閲覧。
  14. ^ PML-N NA motion on Zardari’s land purchase”. Pakistan Observer. 2009年11月6日閲覧。

外部リンク編集

党職
先代:
ベーナズィール・ブットー
パキスタン人民党党首
2007年 –
アースィフ・アリー・ザルダーリーと共同
現職