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フィルモン

フィルモン (Filmson) は 1937年から1940年にかけて日本フィルモンで製造された蓄音器である。小西正三が発明した36分の最長記録時間を持つ当時としては画期的な蓄音器だった[1]。一般的な蓄音器では円盤状のレコードを使用するのに対して、フィルモンではフィルモン音帯と呼ばれる100本の溝が刻まれた幅35mm、長さ13mのセルロイド製のエンドレステープを記録媒体として使用した。記録可能な周波数の帯域は7〜8000Hzだった[2]。 名称は記録媒体がフィルム状だったのでフィルム・フォン(Film phon)からフィルム音、フィルモンになったとされる[3]

目次

保存編集

生産期間が短期間で尚且つ高価で生産台数が少なかったので残存機は希少である。

その他、個人所蔵が数台あるとされる

出典編集

文献編集

  • 無線と実験 1938年の表紙
  • 中山俊介, 大河原典子, 池田芳妃. "フィルモン音帯の修復手法の開発." 保存科学 51 (2011): 243-248.
  • 飯島満, 永井美和子, 中山俊介. "フィルモン音帯に関する調査報告." 無形文化遺産研究報告 5 (2011): 53-76.
  • 中山俊介, 大河原典子, 安部倫子. "フィルモン音帯の修復手法の一例." 保存科学 52 (2012): 243-247.
  • 飯島満. "フィルモン音帯一覧 (2015 年 3 月現在)." 無形文化遺産研究報告 9 (2015): 175-191.

外部リンク編集