フォルクスワーゲン・アルテオン

アルテオンArteon)はドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが製造・販売している中型(Dセグメント5ドアファストバック及びステーションワゴンである。

歴史 編集

初代(2017年 - ) 編集

フォルクスワーゲン・アルテオン(初代)
 
5ドアファストバック フロント
 
5ドアファストバック リア
 
5ドアシューティングブレーク フロント
概要
別名

一汽大衆

フォルクスワーゲン・CC
販売期間 2017年 -
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアファストバック
5ドアシューティングブレーク
駆動方式 フルタイム4WD(4MOTION)
パワートレイン
エンジン 直4 DOHC インタークーラーターボ
直4 2.0L TSI
変速機 7速DSG
前:マクファーソンストラットスタビライザー
後:4リンク(スタビライザー)
前:マクファーソンストラットスタビライザー
後:4リンク(スタビライザー)
車両寸法
ホイールベース 2,835mm
全長 4,865mm
全幅 1,875mm
全高 1,435mm
車両重量 1,700 - 1,720kg
系譜
先代 フォルクスワーゲン・CC
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CCの後継車種にあたり、かつフィデオンが存在する中国を除く市場でフラッグシップとなるモデルである。サッシュレスドアを持つ、いわゆるピラードハードトップ車に類する。なお、中国市場では「CC」の車名で販売されている。

2020年7月9日にフェイスリフトを発表[1]。同時に新たなモデルが追加され、ステーションワゴン型の「シューティングブレーク」[2]、ターボチャージャー付き2.0Lのガソリンエンジンを搭載するパフォーマンスモデルの「R」、2.0L自然吸気ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド車(PHEV)の「eHybrid」がそれぞれ設定された。なお、「R」および「eHybrid」は通常モデルのほか、シューティングブレークにも設定される。

日本での販売 編集

2017年10月25日に日本仕様の販売を開始[3]

2018年10月26日、新グレード「TSI 4MOTION Elegance」を追加発売[4]。内装はチタンブラック、ミストラルグレー、バレンシアブラウンの3色のカラーバリエーションを設けたナパレザーシートを採用し、デコラティブパネルにはウッドパネルを採用。外観は専用フロントバンパーを装備し、ドアミラーやアルミホイールはシルバーとした。その他、専用装備としてステアリングヒーターも装備された。併せて、既存の「TSI 4MOTION R-Line Advance」を含めて選択可能の新オプションとして、プレミアムサウンドシステム「Dynaudio」と電動パノラマスライディングルーフ(電動サンシェード、UVカット機能付)で構成された「ラグジュアリーパッケージ」が設定された。

2021年7月13日、マイナーチェンジ。フロントおよびリアのエクステリアデザインを変更し、ワゴンタイプの「シューティングブレーク」が追加設定された[5]。グレード展開は従来の体系を引き継ぎ、「TSI 4MOTION R-Line」・「TSI 4MOTION R-Line Advance」・「TSI 4MOTION Elegance」の3グレード。シューティングブレークも同じグレード体系で展開される。

2022年8月9日、仕様変更(同月中旬以降順次出荷)。USB type-Cポートの給電機能をUSB PD規格に対応した。また、仕様変更に加えて原材料費等の急激な価格上昇に伴う工場出荷価格の上昇を受けて車両本体価格(メーカー希望小売価格)が改定され、グレードにより、アルテオンは22.11万円~23.89万円(10%相当の消費税込)、アルテオンシューティングブレークは22.71万円~24.5万円(10%相当の消費税込)それぞれ値上げされた。

脚注 編集

外部リンク 編集