クレセント (イギリス駆逐艦)
(フレーザー (駆逐艦・初代)から転送)
艦歴 | |
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発注 | 1930年 |
起工 | 1930年12月1日 |
進水 | 1931年9月29日 |
就役 | 1932年4月15日 |
移管 | 1936年10月20日にカナダ海軍に移管 |
喪失 | 1940年6月25日軽巡洋艦カルカッタと衝突、沈没。 |
除籍 | |
性能諸元 | |
排水量 | 基準:1,375トン |
全長 | 329ft (100m) o/a |
全幅 | 33 ft (10.1 m) |
吃水 | 12.5 ft (3.8 m) |
機関 | アドミラルティ・ボイラー3基 パーソンズ式減速タービン、2軸推進、36,000 shp (27,000 kW) |
最大速 | 36ノット |
乗員 | 145名 |
兵装 |
クレセント (HMS Crescent) はイギリス海軍の駆逐艦。C級。後にカナダ海軍駆逐艦フレーザー (HMCS Fraser, H48) となった。
艦歴
編集1930年12月1日起工。1931年9月29日進水。1932年4月15日竣工。第2駆逐群に所属。1932年7月21日、駆逐艦コメットと衝突。第二次エチオピア戦争の際紅海へ派遣される。1936年10月にカナダへ売却され、1937年2月17日にカナダ海軍で就役。1939年8月31日までカナダ西岸に配備される。それからパナマ運河経由でハリファックスへ移り、そこを拠点としてHFX1、HX2、HX3、HX4、HX5、HX6、HXF7、HX7、HXF8、HX8船団などの護衛に従事した。1939年11月14日、特設掃海艇Bras d'Orと衝突。12月4日まで修理に要した。修理完了後もTC1、TC2、HXF15、HX15、TC3、HXF17、HX17、TC3、HXF17、HX17、HXF20、HX20、HX23船団の護衛などを行った。1940年3月末にはカリブ海へ移り、そこで外国商船の取調べに従事した。1940年6月、フランス南西部からの撤退作戦に参加。6月25日、ジロンド川河口で軽巡洋艦カルカッタに衝突され沈没。乗員45名が死亡した。
参考文献
編集- Keith Butterley, Ken Macpherson, River Class Destroyers of the Royal Canadian Navy, Vanwell Publishing, 2008, ISBN 978-1-55125-093-9