ベスト・オブ・ディオ・イヤーズ

ベスト・オブ・ディオ・イヤーズ』(原題:Black Sabbath: The Dio Years)は、2007年に発表されたブラック・サバスベスト・アルバムロニー・ジェイムス・ディオ在籍時のスタジオ・アルバム3作、ライブ・アルバム1作から選ばれた13曲と、新曲3曲から成る。

ベスト・オブ・ディオ・イヤーズ
ブラック・サバスベスト・アルバム
リリース
ジャンル ヘヴィメタルハードロック
時間
レーベル ライノ・エンタテインメント/ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース マーティン・バーチ(#1 - #9)
マック(#10 - #12)
トニー・アイオミ&ギーザー・バトラー(#13)
トニー・アイオミ&ロニー・ジェイムス・ディオ(#14 - #16)
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 32位(スウェーデン[1]
  • 35位(ノルウェー[2]
  • 54位(アメリカ[3]
  • 87位(日本[4]
  • ブラック・サバス アルバム 年表
    Greatest Hits 1970–1978
    (2006年)
    ベスト・オブ・ディオ・イヤーズ
    (2007年)
    The Rules of Hell
    (2008年)
    テンプレートを表示

    解説 編集

    2005年10月21日、トニー・アイオミとロニー・ジェイムス・ディオがミーティングを行い、その後ギーザー・バトラービル・ワードも合流してヘヴン・アンド・ヘルが結成された[5]。しかし、最終的にワードが脱退してヴィニー・アピスが加入し、ヘヴン・アンド・ヘルはブラック・サバスの『悪魔の掟』(1981年)、『ライヴ・イーヴル』(1982年、『ディヒューマナイザー』(1992年)と同じラインナップになった。

    本作に収録された新曲はヘヴン・アンド・ヘルの4人によってレコーディングされ、アイオミによれば「最初は2曲だけの予定だったが、あまりにスムーズに出来上がったから、もう1曲加えることにした」という[5]。新曲のうち「デヴィル・クライド」は、『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートで38位に達した[3]

    ヘヴン・アンド・ヘルは、本作のリリースに先行して2007年3月11日にバンクーバー公演を行い、ワールド・ツアーを開始した[6]

    収録曲 編集

    1. ネオンの騎士 "Neon Knights" – 3:52
    2. レディ・イーヴル "Lady Evil" – 4:24
    3. ヘヴン&ヘル "Heaven and Hell" – 6:58
    4. ダイ・ヤング "Die Young" – 4:44
    5. 孤独の定め "Lonely is the Word" – 5:51
    6. 悪魔の掟 "The Mob Rules" – 3:15
    7. ターン・アップ・ザ・ナイト "Turn Up the Night" – 3:42
    8. ヴードゥーの呪い "Voodoo" – 4:34
    9. 失楽園 "Falling Off the Edge of the World" – 5:04
    10. アフター・オール "After All (The Dead)" – 5:42
    11. TVクライム "TV Crimes" – 4:02
    12. I "I" – 5:13
    13. チルドレン・オブ・ザ・シー(ライヴ) "Children of the Sea (live)" – 6:14
    14. デヴィル・クライド "The Devil Cried" – 6:01
    15. シャドウ・オブ・ザ・ウィンド "Shadow of the Wind" – 5:40
    16. イヤー・イン・ザ・ウォール "Ear in the Wall" – 4:04

    参加ミュージシャン 編集

    アディショナル・ミュージシャン

    脚注 編集

    1. ^ swedishcharts.com - Black Sabbath - The Dio Years
    2. ^ norwegiancharts.com - Black Sabbath - The Dio Years
    3. ^ a b Black Sabbath | Awards | AllMusic
    4. ^ ORICON STYLE
    5. ^ a b 日本盤CD(WPCR-12622)ライナーノーツ(デイヴ・リング、2007年1月/訳:石川真男)
    6. ^ 日本盤CD(WPCR-12622)ライナーノーツ(酒井康、2007年3月14日)