ベニバト(紅鳩、学名Streptopelia tranquebarica)は、ハト目ハト科に分類される鳥類の一種。

ベニバト
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ハト目 Columbiformes
: ハト科 Columbidae
: キジバト属 Streptopelia
: ベニバト
S. tranquebarica
学名
Streptopelia tranquebarica
(Hermann, 1804)
和名
ベニバト
英名
Red Turtle Dove

形態 編集

全長約23cm。日本産のハト類では最小である。雄の成鳥は頭部と頸が青灰色で、頸の後部に黒い帯がある。翼と背中は赤味のある灰褐色。雌の成鳥は、全身が灰褐色で一見シラコバトと似ているが、体が小さいことと足が暗褐色であることで区別できる。

分布 編集

中国の中部から中央アジア東部で繁殖し、冬にはインド東南アジア台湾に渡る。渡りの時は、まとまった群れを作る。

日本には数少ない旅鳥または冬鳥として、西日本に渡来する。南西諸島では、ほぼ毎年記録されている。日本では、ほとんど1羽か2羽での記録である。

関連項目 編集

外部リンク 編集