ポリッシュプレセデント
ポリッシュプレセデント (Polish Precedent) はアメリカ合衆国生まれの競走馬および種牡馬。ポリッシュプレシデントと表記されることもある。馬名は英語で「ポーランドの先例、判例」を意味している。
ポリッシュプレセデント | |
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品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 1986年 |
死没 | 2005年6月21日(19歳没) |
父 | Danzig |
母 | Past Example |
母の父 | Buckpasser |
生国 | アメリカ合衆国 |
生産者 | Purace General Partnership |
馬主 | シェイク・モハメド |
調教師 | A.ファーブル(フランス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 9戦7勝 |
経歴
編集競走馬時代
編集1988年に2歳で競走馬デビューし、デビュー戦では9着だった。3歳となった1989年の初戦で初勝利を挙げると、その後G3の3連勝を含む5連勝を達成した。そして5連勝で挑んだジャックルマロワ賞も制してG1競走初勝利を挙げた。続くムーランドロンシャン賞 も制し、G1競走2連勝を含むこの年7連勝を達成した。しかし初の遠征となったアスコット競馬場でのクイーンエリザベス2世ステークスではジルザルに敗れ2着となり連勝がストップし、このレースを最後に競走馬を引退した。
種牡馬時代
編集1990年より種牡馬としてダルハムホールスタッドで繋養された。ジャパンカップなどG1競走を6勝したピルサドスキーやチャンピオンステークスなどを制したラクティなどを輩出し、それらの馬は後継種牡馬となり血脈を残すことに成功した。日本にも産駒が輸入され、ヒューマが2004年の根岸ステークスで2着となっている。2005年6月21日に疝痛のため19歳で死亡した[1][2]。
年度別競走成績
編集- 1988年 1戦0勝
- 1989年 7戦6勝
- 1着 パレロワイヤル賞 (G3) 、ジョンシェール賞 (G3) 、メシドール賞 (G3) 、ジャックルマロワ賞 (G1) 、ムーランドロンシャン賞 (G1)
- 2着 クイーンエリザベス2世ステークス (G1)
主な産駒
編集- Pilsudski / ピルサドスキー(ジャパンカップなどG1競走を6勝、種牡馬)
- Pure Grain / ピュアグレイン(アイルランドオークス、ヨークシャーオークス)
- Rakti / ラクティ(イタリアダービーなどG1競走6勝、種牡馬)
- Court Masterpiece / コートマスターピース(フォレ賞、サセックスステークス)
- Polish Summer / ポリッシュサマー(ドバイシーマクラシック)
ブルードメアサイアーとしての主な産駒
編集- ファイングレイン(高松宮記念)
- Dan Excel / ダンエクセル(チャンピオンズマイル)
血統表
編集ポリッシュプレセデントの血統(ダンジグ系 / アウトブリード) | (血統表の出典) | |||
父 Danzig 1977 鹿毛 |
父の父 Northern Dancer1961 鹿毛 |
Nearctic | Nearco | |
Lady Angela | ||||
Natalma | Native Dancer | |||
Almahmoud | ||||
父の母 Pas de Nom1968 黒鹿毛 |
Admiral's Voyage | Crafty Admiral | ||
Olympia Lou | ||||
Petitioner | Petition | |||
Steady Aim | ||||
母 Past Example 1976 栗毛 |
Buckpasser 1963 鹿毛 |
Tom Fool | Menow | |
Gaga | ||||
Busanda | War Admiral | |||
Businesslike | ||||
母の母 Bold Example1969 |
Bold Lad (IRE) | Bold Ruler | ||
Misty Morn | ||||
Lady Be Good | Better Self | |||
Past Eight F-No.8-h |
出典
編集- ^ “English Stallion Polish Precedent Dead”. www.bloodhorse.com (2005年6月22日). 2023年9月26日閲覧。
- ^ “ポリッシュプレシデントが死亡”. netkeiba.com (2005年6月23日). 2023年9月26日閲覧。
外部リンク
編集- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post