カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム

カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム (Kansas City Municipal Stadium) は、アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティにかつて存在したスタジアムMLBのカンザスシティ・アスレチックス(現オークランド・アスレチックスが1955年から1967年まで、カンザスシティ・ロイヤルズが1969年から1972年まで、NFLカンザスシティ・チーフスが1963年から1971年まで本拠地にしていた。

カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム
Kansas City Municipal Stadium
施設データ
所在地 22nd Street and Brooklyn Avenue, Kansas City, Missouri
起工 1923年
開場 1923年7月3日
閉場 1972年10月4日
取り壊し 1976年
所有者 カンザスシティ市
グラウンド 天然芝
建設費 40万ドル
設計者 Osborn Engineering
使用チーム • 開催試合
カンザスシティ・アスレチックス (1955年 ~ 1967年)
カンザスシティ・ロイヤルズ(1969年 ~ 1972年)
カンザスシティ・チーフス(1963年 ~ 1971年)
収容人員
35,561人
グラウンドデータ
球場規模 左翼 - 369 ft(約112.5 m)
左中間 - 408 ft(約124.4 m)
中堅 - 421 ft(約128.3 m)
右中間 - 382 ft(約116.4 m)
右翼 - 338 ft(約103.0 m)
バックネット - 70 ft(約21.3 m)
フェンス 左翼 - 13 ft(約4 m)
中堅 - 22 ft(約6.7 m)
右翼 - 12 ft(約3.7 m)

元々はマイナーリーグカンザスシティ・ブルースの本拠地球場だったため、こぢんまりした球場だった。1954年のシーズンオフにアスレチックスがフィラデルフィアからカンザスシティに移転してくると、客席を2層にするなど改修を行い、大リーグの公式戦を開催できるよう設備を整えた。また1962年にはAFL(今のNFL・AFCの前身)のダラス・テキサンズがカンザスシティに移転してきたため、野球アメリカンフットボールの兼用球場に再改修された。

しかし球場の老朽化が進んだため、1967年には野球とアメフトそれぞれの専用球場を建設することが決定した。ミュニシパル・スタジアムは1976年に取り壊され、現在、跡地は公園になっている。

主要な出来事

編集

野球

編集

  ウィキメディア・コモンズには、カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアムに関するカテゴリがあります。

開催イベントとテナント
前本拠地:
シャイブ・パーク
1909 - 1954
オークランド・アスレチックスの本拠地
1955 - 1967
次本拠地:
マカフィー・コロシアム
1968 - 現在
前本拠地:
n/a
-
カンザスシティ・ロイヤルズの本拠地
1969 - 1972
次本拠地:
カウフマン・スタジアム
1973 - 現在
前本拠地:
コットン・ボウル
1960 - 1962
カンザスシティ・チーフスの本拠地
1963 - 1971
次本拠地:
アローヘッド・スタジアム
1972 - 現在