ミョーサ湖(ミョーサこ、Mjøsa, ミエーサ湖とも)は、ノルウェーで最も大きいである。ノルウェーの南部、オスロから100kmほど北に位置している。ローゲン川英語版の支流が北側から流れ込み、ヴォルマ川英語版の支流が南側より流れ出している。

ミョーサ湖

ハーマルから見たミョーサ湖
ハーマルから見たミョーサ湖

ミョーサ湖の位置(ノルウェー内)
ミョーサ湖
ミョーサ湖
ミョーサ湖の位置(ノルウェー)
所在地  ノルウェー
位置 北緯60度40分 東経11度00分 / 北緯60.667度 東経11.000度 / 60.667; 11.000座標: 北緯60度40分 東経11度00分 / 北緯60.667度 東経11.000度 / 60.667; 11.000
南北長 117 km (73 mi)
最大幅 15 km (9.3 mi)
面積 362[1] km2
周囲長 273 km
最大水深 449[1] m
平均水深 155[1] m
貯水量 56.0[1] km3
水面の標高 121[1] m
淡水・汽水 淡水
プロジェクト 地形
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南はエイドスヴォル英語版から北はリレハンメルまで117kmにわたっており、ハーマルの近くで幅は最大15kmになる。面積は362km2、貯水量は56km3である。通常時の水面は海抜121mの高さにあり、深さは最も深いところで449mである。周長は273kmあり、そのうちの約30%に堤防が築かれている。ヴォルマ川の堤防は、1858年1911年1947年1965年に工事が行われ、合計で約3.6mの高さに達している。過去200年間に20回の洪水があり、水面は7m上昇している。これらの洪水は何度かハーマルの街を浸水させた。

湖岸には、ハーマル、イェーヴィク英語版、リレハンメルなどの町がある。PS Skibladner英語版と呼ばれる汽船とレジャー用の小さいボートを除いて、水上の交通手段は確立されていない。東岸にはオスロからトロンハイムへ向かう鉄道があり、ハーマル、リレハンメルにも停車する。沿岸の大部分は農業地帯となっており、それらの一部はノルウェーでも有数の肥沃な地域として知られている。

湖の中で最も大きい島はヘルゲヤ島英語版である。ハーゲンの町並みに隣接するスヴァルト川英語版フラクスタッド川英語版の河口であるオーケルスヴィカ英語版という入り江には干潟、湿潤草地ハンノキ属ヤナギ属低木林などがあり、1974年にラムサール条約登録地となった。一帯にはコザクラバシガンが生息している[2]

脚注

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  1. ^ a b c d e Seppälä, Matti (2005), The Physical Geography of Fennoscandia, Oxford University Press, p. 145, ISBN 978-0-19-924590-1, https://books.google.co.jp/books?id=q33WekTp7tgC&pg=PA145&redir_esc=y&hl=ja 
  2. ^ Åkersvika | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2017年3月27日). 2023年3月31日閲覧。
 
ミョーサ湖とリレハンメル(北)、ハーマル(東)、イェーヴィク(西)の位置