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地理編集

位置・広がり編集

モデナ県北部に位置する。県都モデナから北東へ約29km、フェラーラから西へ約44km、州都ボローニャから北北西へ約49km、ヴェローナから南へ約61kmの距離にある。[4]

隣接コムーネ編集

隣接するコムーネは以下の通り。FEはフェラーラ県、MNはマントヴァ県所属。

ミランドラの中心市街は、かつては星形要塞であった。

行政編集

分離集落編集

ミランドラには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Cividale, Crocicchio Zeni Gavello, Tre Gobbi, Mortizzuolo, Quarantoli, San Giacomo Roncole, San Martino Carano, San Martino Spino, Tramuschio

歴史編集

ルネサンス期の城塞都市に起源を持つこの町は、14世紀以来4世紀にわたり、ミランドラ公国 (Duchy of Mirandolaの首都であった。代々この地を治めたピーコ家 (it:Pico (famiglia)からは、「人間の尊厳」を主張したとされる人文学者ジョヴァンニ・ピーコ・デッラ・ミランドラ(1463年 - 1494年)が出ている。1510年カンブレー同盟戦争)と1551年の2度、この町は軍隊の包囲を受けている。

2012年5月20日にはモデナ県北部を震源とするイタリア北部地震に見舞われ、被害を受けている。

経済・産業編集

医療機器編集

ミランドラを中心に周囲の幾つかの町(コムーネ)を合せた人口約8万人の地域に、イタリアの医療機器メーカーの約90%が集中する産地が形成されている (it:Distretto biomedicale di Mirandola

1960年代に薬剤師マリオ・ヴェロネージ (it:Mario Veronesiが輸血循環用の使い捨て用具の生産を始めたのが契機である[5]。1970年代から1980年代にかけて、多様な医療器具を製造する多くの企業がヴェロネージによって設立されたほか、その関係者による独立開業も相次ぎ、ミランドラは医療機器の産業集積地として知られるようになった[5]。1980年代後半から1990年代にかけて、ミランドラの中核企業4社は多国籍企業の傘下に入った。

このほか、ドイツのビー・ブラウン(en:B. Braun Melsungen) 社もミランドラの企業を買収している[5]

人口推移編集

 

交通編集

文化編集

豚の挽き肉と香辛料から作られる加工食品であるコテキーノザンポーネ(コテキーノはそれらを腸詰めにしたもの(サラミソーセージ)、ザンポーネは豚足に詰めたものである)は、モデナ県の名物として知られるが、これらはミランドラが発祥の地とされている。

1511年にミランドラが教皇ユリウス2世の軍勢に包囲された折、保存食として生産されたのがコテキーノとザンポーネのはじまりとされている[6]。「モデナのコテキーノ」 (it:Cotechino Modenaと「モデナのザンポーネ」 (it:Zampone Modenaは、モデナ県が保護指定地域表示(IGP)の対象となっている。

人物編集

 
町のシンボルを描いたタイル画。ピコ・デラ・ミランドラの横顔も見える

姉妹都市編集

参照編集

脚注編集

外部リンク編集