ムラトゥ・テショメ
エチオピアの政治家
ムラトゥ・テショメ・ウィルトゥ(アムハラ語: ሙላቱ ተሾመ, ラテン文字転写: Mulatu Teshome Wirtu、1955年もしくは1956年[1] - )は、エチオピアの政治家。同国大統領を務めた。前任者のギルマ・ウォルドギオルギスやネガソ・ギダダと同様、オロモ人である[1][2]。
ムラトゥ・テショメ ሙላቱ ተሾመ | |
2018年のテショメ
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任期 | 2013年10月7日 – 2018年10月25日 |
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任期 | 2001年10月17日 – 2003年7月1日 |
首相 | メレス・ゼナウィ |
出生 | 1955年もしくは1956年 エチオピア帝国、ウェレガ州アルジョ |
政党 | オロモ人民民主機構 |
経歴
編集ウェレガ州のアルジョ出身[3]。1976年に中国に留学して北京語言大学、1977年からは北京大学に入学、1985年に修士号、1991年に国際法の博士号を取得した[4][5]。エチオピア下院議長のアブドゥラ・ゲメダによると、「外国の大学や研究所」で教鞭をとった。
1990年代中頃、ギルマ・ビールの元で経済発展・協力副大臣となり、2001年に農務相に任命された[6]。2002年から2005年まで、連邦議会(上院)議長でもあった[6]。中国と日本、トルコに大使として赴任した[1][7][8]。
トルコ大使であった2013年10月7日、テショメは議会の満場一致でエチオピア大統領に選出された[1][7]。唯一の野党議員である「民主主義と正義のための統一」のギルマ・セイフもこの選挙を受け入れた[7]。2018年10月24日に辞任表明、翌25日に退任[9]。
2019年10月22日の即位礼正殿の儀に参列し、10月24日には迎賓館赤坂離宮で安倍晋三内閣総理大臣と会談を行った[10]。
息子が一人いる[11]。
脚注
編集- ^ a b c d “Ethiopia parliament elects Mulatu Teshome as new president”. AFP. (7 October 2013) 7 October 2013閲覧。
- ^ “Ethiopia Elects Dr. Mulatu Teshome as president”. Awramba Times. (7 October 2013) 7 October 2013閲覧。
- ^ Wei, Wang (7 October 2013). “Ethiopia Elects New President”. Xinhua 7 October 2013閲覧。
- ^ “穆拉图·特肖梅·沃图”. (2015年6月17日) 2018年7月22日閲覧。
- ^ “北大留学生校友穆拉图•特肖梅当选埃塞俄比亚总统”. 北京大学新闻网. (2013年10月9日) 2018年7月22日閲覧。
- ^ a b “Ethiopia: Fine Line”. Addis Fortune 7 October 2013閲覧。
- ^ a b c Kussa, Mulugeta (7 October 2013). “Dr. Mulatu Teshome elected new President of Ethiopia”. Ethiopian Radio and Television Agency. オリジナルの2013年10月10日時点におけるアーカイブ。 7 October 2013閲覧。
- ^ “Sezer meets Ethiopian ambassador”. Hurriyet Daily News. 7 October 2013閲覧。
- ^ “ETHIOPIA ELECTS SAHLE-WORK ZEWDE AS FIRST FEMALE PRESIDENT”. Eyewitness News. (2018年10月25日) 2018年10月26日閲覧。
- ^ 令和元年10月24日 即位礼正殿の儀参列者との二国間会談等(8) | 令和元年 | 総理の一日 | ニュース | 首相官邸ホームページ
- ^ Teklu, Dagnachew (7 October 2013). “Mulatu Teshome Elected As Ethiopia's New President - See more at: http://www.tadias.com/10/07/2013/mulatu-teshome-elected-as-ethiopias-new-president/#sthash.uCTfX0Hj.dpuf”. Tadias 7 October 2013閲覧。