モノバゾス1世(モノバゾス1せい、Monobaz I, Monobazus, Bazeus)は、紀元1世紀前半のアディアベネ王国の王。姉妹のヘレナに恋焦がれ、彼女を妻にした。ヘレナの妊娠中に神秘的な夢を見たことにより、彼女が産んだ息子にイザテース(イザテース2世)という名前を付け、寵愛した。モノバゾス1世は、バザイオスとも呼ばれていた[1]

参考文献

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  1. ^ フラウィウス・ヨセフス 著、秦剛平 訳『ユダヤ古代誌 20』山本書店、1981年、12-14頁。