ライトヘビー級

格闘技の階級のひとつ
ライトクルーザー級から転送)

ライトヘビー級(ライトヘビーきゅう、: light heavy weight)は、ボクシングなどの格闘技で用いられる階級の1つ。

ボクシング 編集

プロボクシングでの契約ウェートは、168 - 175ポンド (76.204 - 79.379kg) 。スーパーミドル級クルーザー級の間の階級で、全17階級中3番目に重い階級。

アマチュアボクシングでは男女ともに75 - 81kg。

初代王者はジャック・ルートアメリカ合衆国)。

この階級の世界王座最多防衛記録はダリユシュ・ミハルチェフスキポーランド / WBO)の23度。アマチュアではモハメド・アリ(カシアス・クレイ)が1960年のローマオリンピック金メダルを獲得した階級。

日本では、寺地永西澤ヨシノリクレイジー・キムOPBF東洋太平洋王座を獲得した階級。主要団体での世界挑戦者は未だなく、西澤が2007年12月7日にJBC非公認であるWBFの王座決定戦に出場したが、王座獲得に失敗した。

総合格闘技 編集

総合格闘技での契約ウェートは、195 - 205ポンド (88.4505 - 92.9864kg) 。スーパーミドル級クルーザー級の間の階級であり、全14階級中4番目に重い階級。ネバダ州アスレチック・コミッションおよびボクシング・コミッション協会により規定されている階級である。

  • RIZINでは、93.0kg契約と規定している。
  • DREAMでは、93.0kg契約と規定していた。
  • HERO'Sでは、85.0kg契約と規定していた。

キックボクシング 編集

  • GLORYでの契約ウェートは95.0kgに規定されている。
  • ISKAでは、81.5kg (179lbs)契約に規定されている。

ムエタイ 編集

ムエタイでの契約ウェートは、168 - 175ポンド (76.204 - 79.379kg) 。スーパーミドル級スーパーライトヘビー級の間の階級であり、全19階級中5番目に重い階級。世界ムエタイ評議会により規定されている[1]

レスリング 編集

レスリングでかつてライトヘビー級と呼ばれたものは後の90kg級に当たるが、現在は廃止されている。女子では67kg級をライトヘビー級と呼ぶ事も。

プロレス 編集

アメリカなどではジュニアヘビー級の下にライトヘビー級を置く場合もある。

脚注 編集

  1. ^ 6. Age, Weight Divisions and Weigh-inWorld Muaythai Council 2020年4月3日

外部リンク 編集