レイ・ロリト
ジョンレイ・ダニエル・ロリト(Johnrey Dandal Loreto、1990年11月10日 - )は、フィリピンの元プロボクサー。ベンゲット州ラ・トリニダード出身。元IBO世界ライトフライ級王者。現役時代は大成ボクシングジムに所属していた。現在はエスペランサスポーツボクシングジムのトレーナー。妻はエスペランサジム所属のプロボクサーで日本女子ミニマム級王者のロリト麻理菜[1]。
基本情報 | |
---|---|
本名 | ジョンレイ・ダニエル・ロリト |
通称 | Hitman(殺し屋) |
階級 | ミニマム級 |
身長 | 157cm |
リーチ | 160cm |
国籍 | フィリピン |
誕生日 | 1990年11月10日(34歳) |
出身地 | ベンゲット州ラ・トリニダード |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 40 |
勝ち | 25 |
KO勝ち | 17 |
敗け | 15 |
無効試合 | 0 |
来歴
編集ライトフライ級
編集2013年8月23日、バンコクにあるサイアム・パーク・シティで元WBA世界フライ級王者デンカオセーン・カオウィチットの体調不良で延期となったWBA世界スーパーフライ級暫定王座決定戦の代替試合で元WBA世界ミニマム級王者でPABAライトフライ級暫定王者のポンサワン・ポープラムックと対戦し、10回2-0(88-82、86-84、85-85)の負傷判定勝ちを収め暫定ながらも2年ぶりの王座に返り咲いた[2][3][4]。
2014年2月1日、モンテカルロのモンテカルロ・スポーティングで元IBF世界ミニマム級王者のヌコシナチ・ジョイとIBO世界ライトフライ級王座決定戦を行い、3回49秒KO勝ちを収め王座を獲得した[5]。
2015年2月28日、イースト・ロンドンでヌコシナチ・ジョイとリマッチを行う予定だったが前座の試合が決まらなかった為中止になった[6]。
2015年3月22日、ムダントセーンのムダントセーン・インドア・センターで延期になったヌコシナチ・ジョイとリマッチを行い、初回1分46秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[7]。
ミニマム級
編集2017年7月15日、チョンブリー県でWBA世界ミニマム級王者のノックアウト・CPフレッシュマートと対戦し、12回0-3(110-117×2、113-115)の判定負けを喫し王座を獲得出来なかった[8][9][10]。
2019年12月31日、大田区総合体育館でWBOアジア太平洋ミニマム級王者の重岡銀次朗と対戦し、5回2分13秒KO負けを喫し王座を獲得出来ず引退を表明した[11]。
エピソード
編集獲得タイトル
編集脚注
編集- ^ a b “ロリト麻理菜「チャンス来た」ボクシング日本女子、来月に王座決定戦 トレーナーの元世界王者の夫と高み目指す”. 神戸新聞NEXT. (2023年3月2日) 2023年3月31日閲覧。
- ^ 名城がテーパリットとWBA暫定戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年6月19日
- ^ 名城の暫定王座戦は延期=相手の体調不良で-WBA・Sフライ級 時事通信 2013年8月7日
- ^ 向井、タイで韓国王者に判定勝ち ボクシングニュース「Box-on!」 2013年8月25日
- ^ “Fletcher Beats Bursak, Loreto Shocks Joyi By KO”. BoxingScene.com (2014年2月1日). 2024年9月8日閲覧。
- ^ “Loreto-Joyi Rematch Canceled After Undercard Fallout”. BoxingScene.com (2015年3月1日). 2024年9月8日閲覧。
- ^ “Loreto wins in 106 seconds”. Fightnews.com (2015年3月23日). 2015年3月22日閲覧。
- ^ Thammanoon retains WBA minimum belt Fightnews.com 2017年7月15日
- ^ Thammanoon Niyomtrong defeated Filipino Rey Loreto by unanimous decision WBA公式サイト 2017年7月16日
- ^ セルビー大差判定でV3、ノックアウトも防衛成功 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月16日
- ^ “重岡銀次朗が5回KO勝ち WBOアジア・ミニマム級V1”. Boxing News(ボクシングニュース). (2019年12月31日) 2019年12月31日閲覧。
- ^ “ロリト麻理菜、トレーナーの夫と「今時」SNSでの出会いから3カ月で結婚 夫婦で目指す世界”. 日刊スポーツ. (2023年3月7日) 2023年4月1日閲覧。