レスリー・ペルチャー(Leslie Copus Peltier 、1900年1月2日1980年5月10日)はアメリカ合衆国のアマチュア天文家。12個の彗星を発見した。

オハイオ州デルフィスに生まれた。本職は子供用家具の設計者である。アマチュア天文学者として12個の彗星を発見し、アメリカ変光星観測者協会(AAVSO:American Association of Variable Stars Oberservers)の会員として多くの変光星の観測結果を提供した。ハーロー・シャプレーから「世界最高のアマチュア天文学者」と称えられた。

自伝に『星の来る夜』(Starlight Nights :鈴木圭子訳 地人書館)がある。小惑星(3850)ペルチャーは功績を記念して命名され[1]、アマチュア天文団体の天文リーグ(Astronomical League)に1980年、レスリー・C・ペルチャー賞が設けられた。

発見した彗星:
C/1925 V1 (Wilk-Peltier) 1925年11月14日
C/1930 D1 (Peltier-Schwassmann-Wachmann) 1930年2月20日
C/1932 P1 (Peltier-Whipple) 1932年8月8日
C/1933 D1 (Peltier) 1933年2月16日
C/1936 K1 (Peltier) 1936年5月15日
C/1939 B1 (Kozik-Peltier) 1939年1月17日
C/1943 W1 (van Gent-Peltier-Daimaca) 1943年11月27日
C/1945 W1 (Friend-Peltier) 1945年11月22日
C/1952 M1 (Peltier) 1952年6月20日
C/1954 M2 (Kresák-Peltier) 1954年6月26日

脚注 編集