ロカマドゥール (チーズ)

ロカマドゥール・チーズフランス語: Rocamadour)は、フランス南西部産のヤギ乳チーズシェーブルチーズ)で[1]ペリゴール州とすぐ東のケルシー州(Quercy)で生産され[2]、この地方のロット県の崖の上に古城がある有名な観光地、ロカマドゥール村にちなんで名付けられた。

ロカマドゥール・チーズの例
市場で見かけたロカマドゥール・チーズ

概要

編集

ロカマドゥールはカベクー英語版と呼ばれるヤギ乳のチーズの種類に属し、1996年以来農産物原産地指定(AOC)を受けている。非常に小さな白っぽいチーズ (平均重量は35 g) で、平らな丸い形をしている (右上の写真を参照 )。

ロカマドゥールは通常、わずか12~15日間熟成させた非常に若いうちに販売され、トーストサラダで食べる。ロカマドゥールをさらに熟成させることもできる。数ヶ月経つと味が濃くなり、食事の最後に赤ワインと一緒に食べるのが一般的である。

生産量:は1998年に、546トン(1996年から24.1%増加)で、100%は低温殺菌されていない生のヤギ乳チーズ(農場では 50%)であった。

参照項目

編集

脚注

編集

外部リンク

編集