ロシア・スウェーデン戦争

ロシア・スウェーデン戦争(ロシア・スウェーデンせんそう)とは、18世紀19世紀に起きたロシア帝国スウェーデン王国の戦争である。露瑞戦争ともいう。共にホルシュタイン=ゴットルプ家の流れを組む王朝同士の戦争であるが、前者と後者ではその戦争の意味合いが異なっている。2つの戦争は、共にフィンランドが戦場となったため、フィンランド戦争とも呼ばれることもある。この戦争にはデンマークも間接的に関わった。

  • 1741年 - 1743年にもカレリア地方において両国は交戦した(ハット党戦争)。スウェーデン側によるカレリア奪回を企図して行われたが、ロシアの前に大敗し、南カレリアを喪失した。この時、スウェーデンのヘッセン王朝の断絶が明らかになると、ロシアはロマノフ家と婚姻関係を結んでいるホルシュタイン=ゴットルプ家を推戴した。後に両国ともホルシュタイン=ゴットルプ家を王朝として迎えることとなる。

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