ワンポン駅(ワンポンえき、タイ語:th:สถานีรถไฟวังก์พง)は、タイ王国中部プラチュワップキーリーカン県プラーンブリー郡にある、タイ国有鉄道南本線である。

ワンポン駅
วังก์พง
Wang Phong
カオタオ (7.81 km)
(3.00 km) プラーンブリー
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
プラチュワップキーリーカン県
プラーンブリー郡
北緯12度24分12.96秒 東経99度55分58.44秒 / 北緯12.4036000度 東経99.9329000度 / 12.4036000; 99.9329000
駅番号 4123
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 二等駅
所属路線 南本線
キロ程 232.85 km(旧トンブリー駅起点)
電報略号 วพ.
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1914年1月1日
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概要

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ワンポン駅は、タイ王国南部プラチュワップキーリーカン県人口約8万人が暮らすプラーンブリー郡にある。町の中心部に位置する為、利便性が良い。駅の正面側(西側)が、市街地である。1日に22本(11往復)の列車が発着する。内訳は特急2往復、急行4往復、快速3往復、普通2往復である。二等駅で当駅に発着するバンコク発着の優等列車は全てクルンテープ・アピワット中央駅発着であり、その乗車距離は241.43 kmである。特急列車利用で3時間30分程度である。

歴史

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タイ国有鉄道南本線の本格的な工事は北側1カ所(ペッチャブリー駅)、南側2カ所(ソンクラー駅カンタン駅)の3カ所より開始された[1]。当駅はペッチャブリー駅側からの工事により1914年6月1日に開業した。この時点では終着駅(始発駅)であったが、その5か月後の同年6月1日プラチュワップキーリーカン駅までの延伸開業により当駅は中間駅となった。

駅構造

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単式及び島式1面の複合型ホーム2面3線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。南本線複線化事業にともない駅舎はリニューアルされプラットホームは、高床化された。

脚注

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  1. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.31

参考文献

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  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目

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