株式会社ワントゥーテン(英文社名 1-10,Inc.)は、XRとAIに強みを持つ日本のデジタルテクノロジー企業。

株式会社ワントゥーテン
1-10,Inc.
ワントゥーテンのロゴ
COCON KARASUMA
本社が入居する COCON KARASUMA
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 1→10
本社所在地 日本の旗 日本
600-8411
京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地COCON KARASUMA4階
設立 1997年10月(ワントゥーテンデザインとして創業)
業種 サービス業
金融機関コード 1120001138900
事業内容 イノベーションコンサルティング、コンテンツプロデュース、テクノロジーソリューション開発
代表者 代表取締役社長 澤邊芳明
資本金 2億5372万円
純利益 975万6000円
(2023年9月期)[1]
総資産 14億5320万7000円
(2023年9月期)[1]
従業員数 178名
決算期 9月
主要株主 澤邊芳明
高場秀樹
株式会社ジャフコ
主要子会社 株式会社ワントゥーテンイマジン
1-10HOLDINGS INTL PTE. LTD.
翼狮(上海) 营销策划有限公司
外部リンク http://www.1-10.com/
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京都・東京・シンガポール・上海を拠点とし、空間演出/エンターテイメント事業、ロボット/AI事業、IoT/商品プロトタイプ事業、広告クリエイティブ事業を展開する主要事業会社と関連会社及び海外法人の4つの企業で構成されているカンパニーグループ。 2018年1月に株式会社ワントゥーテンホールディングスから、社名変更を行い、株式会社ワントゥーテンとなる。

沿革 編集

概要 編集

1997年に、澤邊芳明が大学在学中にWebサイト制作とWebシステム開発を開始したことが事業の始まり[4]。デジタル広告制作会社として成長を続けたが、ソフトバンクの人型ロボットPepperの言語エンジン開発参入[5] をきっかけに、AIおよびXR(AR/VR/MR)を持つデジタルテクノロジーベンチャーとして事業を拡大している。 XRやプロジェクションマッピングによる映像演出を中心に、これまでに歌舞伎座での市川海老蔵 (11代目)主演の舞台におけるプロジェクションマッピング[6] 、バンダイナムコとドラゴンクエストVRやオリジナルのAR/VRコンテンツ[7]などの開発も行なっている。

保有しているテクノロジーおよびコンテンツ
人体3Dスキャンシステム「ANATOMe™(アナトミー)」 4台以上のカメラを使った人体3Dアバター生成に関する特許を所有(特許第6348623号[8])[9]
パラスポーツエンターテイメント「サイバーウィル/サイバーボッチャ」[10]
ジャパネスクプロジェクト「夜会/縁日/出島」[11]
スマートソリューション「アバター/タッチ/トーク/アイデア」
ENU ファンコミュニティコマース
1→10(ワントゥーテン)の社名の意味
アイデアとクリエイティビティであらゆるものをアップデートするという意味を込めている。

外部リンク 編集

加盟団体(グループ全体) 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 株式会社ワントゥーテン 第15期決算公告
  2. ^ AIや会話エンジンを開発するロボットテクノロジー専門会社「1-10Robotics」が設立されました”. ロボスタ. 2015年9月10日閲覧。
  3. ^ 1→10HOLDINGSが第三者割当増資で4億5000万円を調達”. PR TIMES. 2016年11月10日閲覧。
  4. ^ こんな僕でも社長になれた~初めて過去を語ります~ | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議”. AdverTimes(アドタイ)宣伝会議が運営する、広告界のニュース&情報プラットフォーム. 2019年5月10日閲覧。
  5. ^ こうしてソフトバンクのロボットが誕生した”. 東洋経済オンライン. 2014年8月3日閲覧。
  6. ^ 「歌舞伎を破壊せず」1000年前へ光で誘う市川海老蔵のやんちゃな挑戦 映像演出を手掛けた澤邊芳明氏(ワントゥーテン)にインタビュー”. フジテレビネットワークニュース. 2015年9月10日閲覧。
  7. ^ 国産VR/ARアトラクションが韓国へ進出、イベントでも好評博す (2018年6月1日)”. エキサイトニュース. 2018年6月1日閲覧。
  8. ^ 特許6348623: 三次元モデルの作成方法、三次元モデル作成装置、三次元モデル作成システム、及び三次元モデル作成用プログラム - Concepts Engine”. www.conceptsengine.com. 2019年4月28日閲覧。
  9. ^ 3Dスキャンで数秒!自分の分身が作れる機械:ワールドビジネスサテライト”. テレビ東京. 2018年9月5日閲覧。
  10. ^ パラスポーツを「ゲーム機」に”. 日経スタイル. 2017年10月4日閲覧。
  11. ^ 市川海老蔵×サワベヨシアキによるスペシャル対談『真逆で最強のふたり』 ~ワントゥーテン ジャパネスクプロジェクト4事業方針発表会~”. Youtube. 2019年12月7日閲覧。