ヴァイオレット・エヴァーガーデン
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、暁佳奈による日本の小説。及び、それを原作とするオリジナルアニメーション作品。イラストは高瀬亜貴子が手掛けている。 KAエスマ文庫(京都アニメーション)より2015年12月から刊行された。本編全2巻、外伝1巻。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン | |
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ジャンル | ファンタジー、群像劇 |
小説 | |
著者 | 暁佳奈 |
イラスト | 高瀬亜貴子 |
出版社 | 京都アニメーション |
レーベル | KAエスマ文庫 |
刊行期間 | 2015年12月 - |
巻数 | 本編全2巻、外伝1巻 |
アニメ | |
原作 | 暁佳奈 |
監督 | 石立太一 |
シリーズ構成 | 吉田玲子 |
キャラクターデザイン | 高瀬亜貴子 |
音楽 | Evan Call |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
製作 | ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会 |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2018年1月 - 4月 |
話数 | 全13話+OVA |
映画:ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 - | |
原作 | 暁佳奈 |
監督 | 藤田春香 |
脚本 | 吉田玲子(シリーズ構成) 鈴木貴昭・浦畑達彦(脚本) |
キャラクターデザイン | 高瀬亜貴子 |
音楽 | Evan Call |
制作 | 京都アニメーション |
製作 | ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会 |
配給 | 松竹 |
封切日 | 2019年9月6日 |
上映時間 | 90分 |
映画:劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン | |
原作 | 暁佳奈 |
監督 | 石立太一 |
脚本 | 吉田玲子 |
キャラクターデザイン | 高瀬亜貴子 |
音楽 | Evan Call |
制作 | 京都アニメーション |
製作 | ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会 |
配給 | 松竹 |
封切日 | 2020年4月24日(金) 予定 |
上映時間 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | プロジェクト:文学アニメ |
ポータル | 文学、アニメ |
「自動手記人形」と呼ばれる代筆屋の少女を中心に繰り広げられる群像劇。第5回京都アニメーション大賞の大賞受賞作であり、現在までで唯一の大賞受賞作である。
ストーリー編集
4年間にわたる東西南北による大陸戦争が終結。その戦場で「武器」と称されて戦うことしか知らなかった少女・ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、激化する戦場で両腕を失い、自在に動く義手を付けることを余儀なくされる。
退院したヴァイオレットは、ホッジンズの下で、自動手記人形としてC.H郵便社で働きはじめる。ヴァイオレットには、かつて戦場で誰よりも大切な人・ギルベルト少佐がいた。最後に聞かされた「愛してる」という言葉が理解できなかった彼女は、仕事と日常を通じて人と触れ合いながら、その言葉の意味を探していく[1]。
登場人物編集
大半の登場キャラクターの名前(または苗字)は、実在する花の名前がつけられており、何かしらの意味が込められていると原作者が明言している。
主要人物編集
- ヴァイオレット・エヴァーガーデン
- 声 - 石川由依[2]
- 本作の主人公。金糸の髪に青い瞳、玲瓏な声を持つ可憐な容貌をした少女。大戦中はライデンシャフトリヒ陸軍の少女兵であり、ギルベルト直属の部下として単独で一個分隊に匹敵する戦闘力を持っていたが、大戦時の戦傷で両腕を失う。大戦後、後見人の一人となったクラウディアが経営するC.H郵便社にて、自動手記人形として代筆業をしている。両腕には義手を装着しており、普段は黒手袋をはめている。少女兵として戦ってきた生い立ちのためか、感情の起伏に乏しく無表情が多い。誰に対しても敬語で話す。
- 孤児で言葉も親も知らなかったため、ヴァイオレットという名前を陸軍時代にギルベルトによって花の女神の名前から名づけられた後、エヴァーガーデンという姓を後見人によってその一家のものを名づけられた。
- ギルベルトのことを自身の命に代えても守りたいと思うほど、大切に思っている。
- クラウディア・ホッジンズ
- 声 - 子安武人[2]
- C.H郵便社の社長。大戦中はライデンシャフトリヒ国陸軍の少佐(アニメでは中佐)だった。ギルベルトとは士官学校時代からの親友。親から女性の名前をつけられたことを気にしているため、クラウディアと名乗ることを嫌っている。人好きのする性格で情に厚い性格。実家はライデンシャフトリヒにて商家を営んでいる。女性との付き合いは幅広くあるようだが、特定の恋人を持とうとはしていない。
- ギルベルト・ブーゲンビリア
- 声 - 浪川大輔[2]
- ヴァイオレットの陸軍時代の上官。「ライデンシャフトリヒ陸軍特別攻撃部隊」の隊長(階級は少佐)で、独身。代々続く名門ブーゲンビリアの子息であり、当時は当主だった。兄にディートフリートを、原作では妹を持つ。25歳当時、兄に押し付けられる形でヴァイオレットを引き取り、道具として扱えと言われるが、言葉も喋れなかった彼女を見守りながら、いつしか愛するようになる。
- 大陸横断蒸気機関車事件で伏せられていた生存が明かされ、ヴァイオレットと再会を果たす。外伝ではその後の2人も描かれている。なお、テレビアニメ版では最後まで「未帰還兵扱い」となっており、原作のようなハッピーエンドの形にはなっていない。
C.H郵便社編集
- クラウディア・ホッジンズ
- C.H郵便社の社長。詳細は#主要人物を参照。
- カトレア・ボードレール
- 声 - 遠藤綾[2]
- C.H郵便社の自動手記人形。原作ではクラウディアやベネディクトと共にC.H郵便社の創設メンバーであり、年齢もクラウディアと同世代。天真爛漫な性格をしており、クラウディアのことは社長と慕い、ベネディクトのことは外伝にて恋心が明らかとなる。ヴァイオレットについてはとある行事をきっかけに、同僚としてではなく友人として見るようになった。元拳闘士で、握力だけなら男性よりも強く、噴進砲を投げ飛ばす腕力の持ち主。
- アニメでは黒髪に紫の瞳、小麦色の素肌に豊満な容姿、人々を魅了する文章力で絶大な人気を誇り、指名が絶えない大人の女性として描かれている。本人曰く入社以前は踊り子だった模様。原作同様クラウディアに迫っており、第2話で、過去に男女の関係があったことが示唆された。
- ベネディクト・ブルー
- 声 - 内山昂輝[2]
- C.H郵便社に勤めている配達員の青年。サンディブロンドにスカイブルーの瞳、ハイヒールブーツが特徴。原作ではクラウディアやカトレアと共にC.H郵便社の創設メンバー。カトレアとはしょっちゅう喧嘩をしている。ヴァイオレットには戦闘能力が高いと評されている。拳銃の使い手。クラウディアのことは「おっさん」と呼ぶ。
- アニメではクラウディアと共にC.H郵便社を創設した仲で、社長や他の社員に対してタメ口を聞く。また、物語終盤では身体能力を活かしてヴァイオレットを危機から救う活躍も見せる。
- エリカ・ブラウン
- 声 - 茅原実里[2]
- アニメオリジナルキャラクター。C.H郵便社の自動手記人形。アイリスより少し先輩。おとなしい性格ゆえに依頼主との対話を苦手としているため、トラブルに見舞われることもある。盲目の小説家・モリー・オーランドの小説に感動し、自動手記人形を志した経緯を持つ。第13話でベネディクトに恋していることが明らかになった。
- アイリス・カナリー
- 声 - 戸松遥[2]
- アニメオリジナルキャラクター。C.H郵便社の自動手記人形。ライデンシャフトリヒ北東部[3]の山村・カザリの出身。失恋のショックと働く女性への憧れから、村で一生を終えるよりも街に出て働きたいと字の読み書きやタイピングを猛勉強し、自動手記人形になるためにライデンに上京した経緯を持つ。
- 故郷にはエイモン・スノウ(声 - 稲垣拓哉)という幼馴染がおり、かつて思いを告白したことがあるが、妹のようにしか見られないとの理由で振られている。
- 名前の由来は誕生当時に咲き乱れていたアイリス。
- ラックス・シビュラ
- ヘテロクロミアの瞳、ラベンダーグレーの髪の持ち主の少女。かつて孤島シュヴァリエの理想郷で半神として崇められていた。ヴァイオレットの勧めを受けてC.H郵便社に所属し、やがてクラウディアの秘書となる。
- ローランド
- 声 - 各務立基
- アニメオリジナルキャラクター。C.H郵便社に勤めている配達員の男性。ギルベルトの死亡扱いの件で自室に引きこもっていたヴァイオレットに手紙を届け、共に手紙を配る過程で彼女が精神的に立ち直るきっかけを与える。
家族関係者編集
- ティファニー・エヴァーガーデン
- 声 - 沢田敏子
- エヴァーガーデン家当主パトリック・エヴァーガーデンの奥方。息子を大戦で亡くしている。大戦後、ヴァイオレットの後見人の一人となる。
- 原作ではヴァイオレットと同居し、淑女の教育を施している。
- ディートフリート・ブーゲンビリア
- 声 - 木内秀信
- ヴァイオレットの元主でありギルベルトの兄。世間から「辺境伯」の名で知られるブーゲンビリア家の長男。陸軍への仕官が代々の慣習である実家で唯一海軍に仕官して海軍大佐となり、家督をギルベルトに押し付けたことから実家とは絶縁状態となっているが、弟だけとは交流が続いている。
- ヴァイオレットを持て余し、彼女をギルベルトに押し付ける形で託した。原作では自分の仲間を殺したヴァイオレットへの恨みと、彼女という殺人人形への恐れ、それでも自分が一番信頼している弟に任せたという複雑な感情を抱いている。
- ブーゲンビリア夫人
- 声 - 高島雅羅
- ギルベルトとディートフリートの母。原作では存在だけが示唆されているが、アニメでは夫に先立たれて久しく年老いて記憶力こそ落ちているものの、ギルベルトを死なせたことを涙しながら詫びるヴァイオレットと対面する姿が描かれており、彼女を優しく諭す。
育成学校時代の同級生・教師編集
- ルクリア・モールバラ
- 声 - 田所あずさ
- アニメオリジナルキャラクター。自動手記人形育成学校在籍時の同級生。両親を西部戦争で亡くして兄と二人暮らし。ヴァイオレットと隣席となり、相応に交流していた。育成学校を首席で卒業した後、自動手記人形として活動している。
- ローダンセ
- 声 - 野沢由香里
- アニメオリジナルキャラクター。名門の自動手記人形育成学校の厳しさで有名な教師。ヴァイオレットの正確かつ早いタイビングを評価しつつも文章力に対しては「これでは報告書だ」と酷評し、「ドールの在り方」を説いた。育成期間の終了直後はヴァイオレットの修了を認めなかったが、その後にヴァイオレットが初めて気持ちを汲み取って代筆したルクリアからスペンサーへの手紙を見て、修了を認める。
- イベリス・コノウエ
- 声 - 土井真理
- アニメオリジナルキャラクター。ヴァイオレットの自動手記人形育成学校在籍時の同級生。
- ブルーベル・ユノア
- 声 - 柚木尚子
- アニメオリジナルキャラクター。ヴァイオレットの自動手記人形育成学校在籍時の同級生。
依頼主編集
- ルクリア・モールバラ
- 声 - 田所あずさ
- 詳細は#育成学校時代の同級生・教師を参照。
- アニメオリジナルキャラクター。スペンサーとの関係にすれ違いが生じていたが、彼への手紙の代筆をヴァイオレットに依頼したことが功を奏し、昔のような良好な関係を取り戻す。
- スペンサー・モールバラ
- 声 - 木村昴、日笠陽子(幼少期)
- アニメオリジナルキャラクター。ルクリアの兄で、ルクリアと一緒に暮らしている。自身は西部戦争で足を痛めて帰還した後、両親を守れなかったと自暴自棄になって飲んだくれていたが、妹の本心からの手紙を読んで改心し、その後には仕事も決まった。のちに妹への感謝の手紙をヴァイオレットに依頼する。
- シャルロッテ・エーベルフレイヤ・ドロッセル
- 声 - 中島愛
- ドロッセル王国王女。14歳。隣国 フリューゲル王国の王子で、自分より10歳も年上の24歳であるダミアン・バルドゥール・フリューゲル(声 - 津田健次郎)との政略結婚のため、公開恋文を依頼する。身近にはシャルロッテを幼いころから育てていた宮廷女官のアルベルタ(声 - 小山茉美)がいる。ダミアンとは4年前に一度会っただけだがほのかな恋心を抱いており、彼の代筆者がカトレアであることを察したヴァイオレットの機転によって内心を告白した恋文を交わせたことから、正式に求婚される。
- ルベリエ
- 声 - 星野充昭
- ユースティーティア天文台シャヘル天文本部の課長。併設された図書館に搬入された保存状態の悪い書物の写本を依頼・指揮する。
- オスカー・ウェブスター
- 声 - 滝知史
- 一軒家に住む有名な劇作家。娘と妻の死によって酒浸りの生活を送り、作家活動が停滞していたが、ヴァイオレットに仕事を依頼したことがきっかけとなり、新作を完成させる。
- クラーラ・マグノリア
- 声 - 川澄綾子
- アンの母。マグノリア家の当主。介護が必要なほどの病に陥っており、残された時間でヴァイオレットに娘宛ての50通(1年につき1通)の手紙の代筆を依頼し、その完成後に息を引き取る。
- エイダン・フィールド
- 声 - 浅沼晋太郎
- 内戦中のクトリガルのメナス基地に勤める兵士。故郷に残してきた恋人のマリア(声 - 須藤祐実)への手紙の代筆をC.H郵便社に依頼するが、クラウディアには派遣先が戦地であることから受諾を保留される。やがて、山中での任務中に所属小隊が狙撃されて全滅したうえに自身も重傷を負ったところ、依頼の保留を社長室の外で耳にして駆けつけたヴァイオレットによって救出され、山小屋にかくまわれる。しかし、死期を悟ったことからその場で両親とマリアへの手紙の代筆をヴァイオレットに依頼し、彼女に看取られながら息を引き取る。
依頼主の関係者編集
- リオン・ステファノティス
- 声 - 上村祐翔
- ユースティーティア天文台シャヘルの写本課職員。父はシャヘル文献収集課の元職員で行方不明。母も夫を探して失踪したことから、自身は孤児としてシャヘルの援助で育った。
- 自分を残して消えた母への思いゆえに女性嫌い。一目惚れに近いものがあったがヴァイオレットとペアを組み、写本作業をしていくうちにほのかな恋心を抱くようになる。原作ではヴァイオレットとのその後も描かれている。
- オリビア・ウェブスター
- 声 - 千本木彩花
- オスカーの一人娘。病気により若くして落命する。
- アン・マグノリア
- 声 - 諸星すみれ
- マグノリア家の一人娘。母のクラーラのことが大好きな、まだまだ甘えたがりの7歳。
- ヴァイオレットのことは母との時間を奪う存在だと警戒し、敵視していた。
- 遂に怒りが爆発し、ヴァイオレットを責め立てるが、彼女に諭される。それ以降、共に時間を過ごすうちに打ち解けて慕うようになる。
用語編集
- 自動手記人形(オート・メモリーズ・ドール)
- 人間の肉声を文字として書き起こせる機械人形。活版印刷並びにタイプライター、そして機械人形の権威であるオーランド博士が視力を失った小説家でもある妻・モリーのために作ったものであり、安価に貸し出す機関も普及した。
- 上記から転じ、人形のように代筆業を行う人間のことも「自動手記人形」と称されている[4]。特に終戦後の女性たちにとって社会で活躍する機会を得ると人気があり、自動手記人形育成学校も開校している。
- アニメでは「オート・メモリーズ・ドール」という正式名での呼称はされておらず、省略した呼称「ドール」、または、漢字での読み方「じどうしゅきにんぎょう」と呼称されている。
- C.H郵便社(クラウディア・ホッジンズゆうびんしゃ / シーエイチゆうびんしゃ)
- 大陸南部のライデンシャフトリヒ国の首都・ライデンに社屋を構える私営郵便社。クラウディアが社長を務める。終戦後に軍を退役したクラウディアが発起人となり設立。創設メンバーにヴァイオレット、ベネディクト、カトレアが含まれる。一般的な郵便業務に加え、文字が書けない人や大事な手紙を送りたい人のために自動手記人形による代筆業務も受け持ち、社屋まで足を運べない人のための出張代筆も受け持つ。
大戦編集
- 原作版
- 大陸戦争と通称される。本編開始の4年前に勃発し、大陸全土におよんだ。北側の不当貿易により南側が北上侵攻を開始し、それと同時にかねてより宗教問題で対立関係にあった西側と東側の宗教戦争が勃発する。元より北側と親交が深かった東側が北側に呼応し、それに対抗するように西側が南側と同盟を組んだ。
- 四者の戦いはインテンス最終決戦により南西側の勝利となり、北東は戦後賠償を求められた。
- アニメ版
- 北方戦役や西部戦争などの総称でもある。ライデンシャフトリヒ北東部の豊富な地下資源を巡り、北の大国・ガルダリク帝国が越境したことを発端に、やがてさまざまな思惑を抱いた周辺諸国も同盟軍として参戦する。南北二派に分かれて4年間も続いた結果、ライデンシャフトリヒをはじめとする南部側の勝利に終わったが、大陸の各地と人々の心に深い傷痕を遺し、和平を認めない一部の諸国の遺恨も残している。
- 北方戦役
- 4年前にガルダリク帝国が越境したことによって勃発した戦争で、大戦の発端。当時、ディートフリートがヴァイオレットを発見・保護した。
- 西部戦争
- 大戦末期に勃発した戦争。それまで戦火の影響下になかったライデンシャフトリヒ西部の街・ヘルネが、戦線を突破されたことにより、多大な被害を受けた。当時、商用でヘルネを訪れていたルクリアの両親も死亡している。
既刊一覧編集
- 暁佳奈(著者)・高瀬亜貴子(イラスト) 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』KAエスマ文庫(京都アニメーション)、全3巻(本編2巻・外伝1巻)
- 本編上巻 2015年12月25日発売 ISBN 978-4-907064-43-3
- 本編下巻 2016年12月26日発売 ISBN 978-4-907064-44-0
- 外伝 2018年3月23日発売 ISBN 978-4-907064-81-5
テレビアニメ編集
原作 | 暁佳奈 |
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監督 | 石立太一 |
シリーズ構成 | 吉田玲子 |
キャラクターデザイン 総作画監督 |
高瀬亜貴子 |
シリーズ演出 | 藤田春香 |
世界観設定 | 鈴木貴昭 |
美術監督 | 渡邊美希子 |
美術設定 | 鵜ノ口穣二 |
色彩設計 | 米田侑加 |
撮影監督 | 船本孝平 |
3D監督 | 山本倫 |
小物設定 | 高橋博行、太田稔 |
編集 | 重村建吾 |
音響監督 | 鶴岡陽太 |
音楽 | Evan Call |
音楽プロデューサー | 斎藤滋 |
音楽制作 | ランティス、ミラクル・バス |
企画プロデューサー | 八田英明 |
プロデューサー | 八田真一郎、中村伸一、梅田和沙、斎藤滋 |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
アニメーション制作協力 | アニメーションDo |
製作 | ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会 |
2018年1月から4月までTOKYO MXほかにて放送された[7][1]。また、同年7月4日発売のBD・DVD第4巻に第4話と第5話の間に位置する数か月間に起きた物語を描いた特別番外編が収録された。
キャッチコピーは「彼女はまだ知らない、『愛してる』の意味を。」[注 1]、「想いを綴る、愛を知るために。」[注 2]。
アニメ化に際して人物の設定が一部変更されているほか、アニメオリジナルキャラクターが多々登場している。次回予告は無く、エンドカードは公式サイトで公開されている。
プロモーション編集
2017年6月14日に京都アニメーションによるPV第1弾が公開され、さらに2018年1月放送・世界同時配信が報じられた[8]。
2017年7月2日にアメリカ・ロサンゼルスで開催されたAnime Expo 2017にて、第1話のワールドプレミア上映が行われた[1]。また、同年12月10日には、全国5大都市の劇場にて第1話から第3話までの先行上映会が実施された[9]。
主題歌編集
- オープニングテーマ「Sincerely」[10](第3話、第4話、第6話 - 第8話、第11話、第12話、Extra)
- 作詞 - 唐沢美帆 / 作曲 - 堀江晶太 / 編曲 - 堀江晶太、Evan Call / 歌 - TRUE
- エンディングテーマ
- 挿入歌
各話リスト編集
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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第1話 | 「愛してる」と自動手記人形 | 吉田玲子 | 石立太一 |
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戦争で両腕を失い、義手を装着して入院中のヴァイオレットは、ギルベルト少佐のもとでの戦線復帰を望んでいた。ホッジンズはヴァイオレットをギルベルトの親戚のエヴァーガーデン家に預けるが、ヴァイオレットに拒否されたため、自分の郵便社に住み込みで働かせることにする。自動手記人形(ドール)の代筆を見たヴァイオレットは、ギルベルトの残した「愛してる」の意味を知るため、同じ仕事がしたいと申し出る。 | |||||
第2話 | 「戻ってこない」 | 吉田玲子 | 藤田春香 | 植野千世子 | |
ヴァイオレットはカトレアの指導でタイプライターを習得し、翌日から代筆を見学するが、彼女の留守中に依頼の引き受けをためらうエリカに代わり、恋文を代筆してしまう。本音だけ書かれた恋文で失恋したと依頼者に怒鳴り込まれ、アイリスはホッジンズにヴァイオレットを辞めさせるよう進言する。だが、エリカはヴァイオレットを庇い、カトレアはドールの育成講座に通うことを勧める。 | |||||
第3話 | 「あなたが、良き自動手記人形になりますように」 | 浦畑達彦 | 北之原孝將 | 明見裕子 | |
ドールの育成学校に入ったヴァイオレットは学課で優秀な成績を修めるが、同じクラスのルクリアの手紙を代筆する授業では教官から酷評され、落第する。ルクリアから酒浸りの兄スペンサーへの複雑な思いを打ち明けられたヴァイオレットは、ルクリアの感謝の気持ちを短い手紙に綴り、スペンサーに渡す。ルクリアから手紙を見せられた教官はこれを評価し、ヴァイオレットに卒業のブローチを授与する。 | |||||
第4話 | 「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」 | 吉田玲子 | 武本康弘 | 澤真平 | 角田有希 |
アイリスは故郷カザリから初めて出張依頼を受けるが、手を怪我したため、ヴァイオレットと共に帰郷する。依頼者はアイリスの両親で、依頼は娘の結婚相手を探す誕生パーティーの招待状だった。パーティー当日にかつて自分を振ったエイモンを見たアイリスは激怒するも反省し、招待客への詫び状をヴァイオレットに依頼するが、彼女からは両親への感謝の手紙を書くことを勧められる。手紙で両親と和解したアイリスは、ヴァイオレットと共にライデンへ戻る。 | |||||
第5話 | 「人を結ぶ手紙を書くのか?」 | 鈴木貴昭 | 山田尚子 |
| 植野千世子 |
ヴァイオレットはドロッセル王国に出張し、シャルロッテ王女の政略結婚の相手であるダミアン王子との公開恋文を代筆する。シャルロッテにダミアンが初恋の相手であることや彼の本当の気持ちが知りたいと告白され、ヴァイオレットはダミアンのドールと話をつけてシャルロッテとダミアンに自筆の恋文をやり取りさせる。やがて、シャルロッテは月下の庭園にてダミアンから求婚される。結婚式の日、ヴァイオレットはダミアンに雇われていたカトレアと共にライデンへ戻る。 | |||||
第6話 | 「どこかの星空の下で」 | 浦畑達彦 | 三好一郎 | 角田有希 | |
天文台にドールが集められ、大量の写本の作業が始まる。写本係のリオンはドールを嫌っていたが、一緒に組んだヴァイオレットの仕事ぶりに驚く。リオンはヴァイオレットを彗星の観察に誘い、お互いの身の上を打ち明け合う。やがて、作業が終わって天文台を去るヴァイオレットに、リオンは父と同じ文献蒐集の旅に出る決意を語る。 | |||||
第7話 | 「 」 | 吉田玲子 | 山村卓也 |
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ヴァイオレットは酒浸りの戯曲家オスカーのもとへ出張し、新作の戯曲を代筆する。娘を失った悲しみから立ち直れなかったオスカーは、ヴァイオレットの協力で戯曲を書き上げる。ヴァイオレットは兵士だった当時を振り返り、初めて罪悪感にかられる。ライデンに戻ったヴァイオレットはエヴァーガーデン夫人と再会し、ギルベルトがすでに亡くなっていたことを知ってショックを受ける。 | |||||
第8話 | *No title | 吉田玲子 | 澤真平 | 岡村公平 | |
ヴァイオレットはギルベルトの屋敷を訪ねるが、案内されたのは彼の墓だった。4年前、名無しの孤児だったヴァイオレットはギルベルトに引き取られ、読み書きや報告書の書き方を教わり、名前を与えられる。ヴァイオレットはギルベルトに強い忠誠心を持つようになり、軍に入って彼のもとで赴いた戦場にて多くの兵士を殺害して作戦に貢献するが、インテンスの総本部の要塞を攻略した直後、目の前でギルベルトを銃撃される。 | |||||
第9話 | 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 | 吉田玲子 | 武本康弘 |
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敵軍が撤退する前に総本部を砲撃したことによってヴァイオレットは両腕を失い、「愛してる」の言葉を残して生死不明になったギルベルトを総本部跡地にて探していたところを、ホッジンズによって連れ帰られたのだった。振り返りを止めるも殺戮に手を染めてきた罪悪感に悩むヴァイオレットは部屋に閉じこもるが、アイリスとエリカから届いた励ましの手紙を読み、翌日には仕事に復帰する。生きていてよいのかとヴァイオレットに問われたホッジンズは、過去は消えないが、ドールとしてやってきたことも消えないと励ます。 | |||||
第10話 | 「愛する人は ずっと見守っている」 | 吉田玲子 | 小川太一 | 丸木宣明 | |
病気の母・クラーラと暮らすアンのもとを、ヴァイオレットが訪れる。アンそっちのけでクラーラの代筆を務めるヴァイオレットをアンは不審に思うが、徐々にヴァイオレットを慕うようになる。ヴァイオレットが代筆していたのは、クラーラの死後にアンの誕生日に届けられる50年分の手紙だった。仕事を終えて郵便社に帰ってきたヴァイオレットはこらえていた涙を溢れさせ、アンは50年間にわたってクラーラの愛を知る。 | |||||
第11話 | 「もう、誰も死なせたくない」 | 浦畑達彦 | 北之原孝將 |
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内戦が続くメナス基地から代筆依頼があり、現地の危険さを懸念したホッジンズは断ろうとするが、ヴァイオレットは現地に赴き、依頼者のエイダンを見つける。瀕死の重傷を負っていたエイダンは両親と幼馴染のマリアへの手紙を口述し、息絶える。やがて、ヴァイオレットからエイダンの手紙を手渡された彼の両親とマリアは泣きながら礼を述べ、ヴァイオレットもエイダンの命までは救えなかった自分の非力さに涙する。 | |||||
第12話 | *No title | 鈴木貴昭 |
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ライデンシャフトリヒとガルダリク帝国が和平を結び、条約文書を代筆するカトレアと護衛のベネディクトは大陸縦断鉄道に乗っていた。帰りの飛行機から和平反対派の動きを知ったヴァイオレットは汽車に乗り込み、遭遇したディートフリートに嫌悪される。殺人を拒否したヴァイオレットは汽車の屋根にて和平反対派と格闘し、ディートフリートを銃弾から庇う。 | |||||
第13話 | 自動手記人形と「愛してる」 | 吉田玲子 | 石立太一 |
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ヴァイオレットが義手を犠牲にして橋に仕掛けられた爆弾を外し、鉄道破壊を阻止したことによって和平条約は無事に調印され、平和が戻る。飛行機で空から手紙が飛ばされる航空祭が行われることになり、郵便社の面々もそれぞれ手紙を書く。新たな義手を装着したヴァイオレットは初めてギルベルト宛てに手紙を書き、「愛してるが少しわかるのです」と結ぶ。 | |||||
Extra Episode | 「きっと"愛"を知る日が来るのだろう」 | 浦畑達彦 |
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第4話と第5話の間に位置する数か月間に起きた物語を描いた特別番外編。 |
放送局編集
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [13] | 備考 |
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2018年1月11日 - 4月5日 | 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
木曜 2:05 - 2:35(水曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | ||
木曜 2:15 - 2:45(水曜深夜) | 朝日放送テレビ | 近畿広域圏 | 『水曜アニメ〈水もん〉』第1部 2018年3月までは朝日放送 |
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2018年1月12日 - 4月6日 | 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 |
2018年1月14日 - 4月8日 | 日曜 2:30 - 3:00(土曜深夜) | 北海道テレビ | 北海道 | |
2018年1月21日 - 4月15日 | 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) | 青森朝日放送 | 青森県 |
Netflixでは2018年1月より日本で、同年春に全世界で配信[7]。
BD / DVD編集
巻 | 発売日[14] | 収録話 | 規格品番 | |
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BD | DVD | |||
1 | 2018年4月4日 | 第1話 - 第3話 | PCXE-50811 | PCBE-55901 |
2 | 2018年5月2日 | 第4話 - 第7話 | PCXE-50812 | PCBE-55902 |
3 | 2018年6月6日 | 第8話 - 第10話 | PCXE-50813 | PCBE-55903 |
4 | 2018年7月4日 | 第11話 - 第13話 Extra Episode |
PCXE-50814 | PCBE-55904 |
朝日放送→朝日放送テレビ 水曜アニメ〈水もん〉第1部 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
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備考編集
2019年7月18日に発生した京都アニメーション放火殺人事件により、当初は本作の資料もすべて焼失したことが八田英明へのインタビューで報じられていたが、事件発生前に企画されていた鹿児島県出水市での展示イベント「京都アニメーション原画展」用として本作を含む原画15点はその時点で京都アニメーションから会場の書店へ発送済みであり、難を逃れた。それが事件発生当日に届いた書店は中止を検討したが、京都アニメーションの「ファンのためにもぜひやってほしい」との意向を酌み、開催した[15]。
劇場アニメ編集
この節には公開前の映画に関する記述があります。記述内容は映画の公開によって変更されることがあります。(2018年7月) |
原作 | 暁佳奈 |
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監督 | 藤田春香(外伝) 石立太一(完全新作)[注 3] |
シリーズ構成 | 吉田玲子(外伝) |
脚本 | 鈴木貴昭・浦畑達彦(外伝) 吉田玲子(完全新作) |
キャラクターデザイン 総作画監督 |
高瀬亜貴子 |
世界観設定 | 鈴木貴昭 |
美術監督 | 渡邊美希子 |
3D美術 | 鵜ノ口穣二 |
色彩設計 | 米田侑加 |
小物設定 | 髙橋博行 |
撮影監督 | 船本孝平 |
3D監督 | 山本倫 |
音響監督 | 鶴岡陽太 |
音楽 | Evan Call |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
製作 | ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会 |
配給 | 松竹 |
- ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -
- 2019年9月6日に3週間限定として上映が開始された[18]。
- 第一報では2週間限定と発表されていた[16]うえ、その後は京都アニメーション放火殺人事件の影響で公開の延期や中止すら危ぶまれていたことから、インターネット上では激励や感謝の声が寄せられた[19]。
- 2019年8月13日にはYouTubeにて予告編が公開されたほか、第1週目・第2週目と第3週目でそれぞれ異なる入場特典が用意されることが発表された[20]。
- 2019年9月4日には京都アニメーションが代理人弁護士を通じて「災禍に見舞われたスタッフを含め、制作に参加した全員の生きた証しです」とのコメントを出したほか、作品が完成したのは前述の事件の発生前日であり、その犠牲者も含めて制作に参加したスタッフ全員の名前を監督の藤田の希望によってエンドロールなどに出す旨を発表した[21]。
- 2019年9月13日にはFilmarksとぴあの初日満足度ランキングで1位を獲得したことや、ファンからの応援を受けて一部劇場では同年9月27日以降も上映されることが発表された[22]。
- 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
- 完全新作。当初は2020年1月10日に世界同時公開予定としていたが[16][23]、諸般の事情によって公開日延期となった[24]。
- 2019年10月18日には、京都アニメーション放火殺人事件から3か月に際して記者会見に登壇した八田英明より、2020年4月以降の公開を目指して全スタッフで制作中であることが発表された[25]。
- 2019年11月9日には、公開日が2020年4月24日に決定したことが発表された[26]。
主題歌(劇場アニメ)編集
- 外伝エンディングテーマ
-
- 「エイミー」[27]
- 作詞・歌 - 茅原実里 / 作曲・編曲 - 菊田大介 (Elements Garden)
脚注編集
注釈編集
出典編集
- ^ a b c d “アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」Anime Expo 2017でワールドプレミア開催”. PONY CANYON NEWS (2017年7月3日). 2017年7月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “Staff&Cast”. 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト. 2019年7月25日閲覧。
- ^ @Violet_Letterの2018年2月6日のツイート、2018年2月16日閲覧。
- ^ “第一章試し読み(2/2)”. 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト KAエスマ文庫. 2017年7月25日閲覧。
- ^ “Introduction” (2017年10月24日). 2019年7月25日閲覧。
- ^ ヴァイオレット・エヴァーガーデン - 作品 - アニメーションDo
- ^ a b c “OnAir”. 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト (2017年9月1日). 2019年7月25日閲覧。
- ^ “京アニ新作アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』PV第1弾が公開!2018年1月放送・世界同時配信、ワールドツアー開催も”. アニメイトタイムズ. 2018年1月25日閲覧。
- ^ “アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」全国5大都市で第1話~第3話先行上映会”. PONY CANYON NEWS. 2018年1月25日閲覧。
- ^ “Music”. 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト (2017年8月8日). 2019年7月25日閲覧。
- ^ “TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ED主題歌を担当!”. Minori Chihara Official Website (2017年10月21日). 2017年10月21日閲覧。
- ^ a b “TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ボーカルアルバム Song letters”. ランティス. 2018年3月21日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2) (PDF)”. 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2018年10月24日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2018年10月24日閲覧。
- ^ “BD&DVD”. 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト. 2019年7月25日閲覧。
- ^ “出水市で「京都アニメーション」の原画展”. MBC南日本放送. (2019年7月23日) 2019年7月25日閲覧。
- ^ a b c “ヴァイオレット・エヴァーガーデン:完全新作劇場版が2020年1月10日公開 外伝も”. MANTANWEB (MANTAN). (2019年4月19日) 2019年4月19日閲覧。
- ^ “Cast・Staff”. 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』公式サイト 2019年8月13日閲覧。
- ^ “ヴァイオレット・エヴァーガーデン:外伝が予定通り9月6日公開”. MANTANWEB (MANTAN). (2019年7月28日) 2019年7月28日閲覧。
- ^ “京アニ作、劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」予定通り公開へ 励ましの声多数寄せられる”. ねとらぼ (アイティメディア). (2019年7月28日) 2019年7月28日閲覧。
- ^ “「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝」予告編や場面写真など一挙公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年8月13日) 2019年8月13日閲覧。
- ^ “制作者の「生きた証し」=事件前日完成の新作、6日公開へ-京アニ”. JIJI.COM (時事通信社). (2019年9月4日) 2019年9月4日閲覧。
- ^ “京アニ製作映画、好評で上映期間延長 ファンからの応援受け…『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』”. ORICON NEWS (オリコン). (2019年9月13日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “ヴァイオレット・エヴァーガーデン:完全新作劇場版アニメが20年1月に公開”. MANTANWEB. (2018年7月2日) 2018年7月2日閲覧。
- ^ “「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公開日延期のご連絡”. 『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト. (2019年9月6日) 2019年9月6日閲覧。
- ^ “京アニ放火から3カ月、八田社長が事件後初会見 「7月18日以来忘れていない。何も変わっていない」”. ねとらぼ. (2019年10月18日) 2019年10月18日閲覧。
- ^ “「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公開日が2020年4月24日に決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年11月9日) 2019年11月9日閲覧。
- ^ “Music”. 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』公式サイト (2019年7月30日). 2019年7月30日閲覧。