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三伏(さんぷく)とは、陰陽五行説に基づく選日の1つで、初伏(しょふく)・中伏(ちゅうふく)・末伏(まっぷく)の総称。

概要編集

(かのえ)は「金の兄」で金性であり、金は火に伏せられること(火剋金)から、火性の最も盛んなの時期の庚の日は凶であるとする。そこで、夏の間の3回の庚の日を三伏とする。

三伏の日取りは流派により異なるが、最も一般的なものでは夏至以後の3回目・4回目と立秋以後の最初の庚の日をそれぞれ初伏・中伏・末伏とする。他に、夏至以後の3回目・4回目・5回目とするものや、小暑以後の1回目・2回目・3回目とするものもある。いずれの方法でも、起算する日が庚である場合はその日を1回目とする。

種まき・療養・遠行・男女の和合など、全て慎むべき日とされている。

三伏の時期は、7月中旬から8月上旬と、ちょうど酷暑の頃なので、「三伏の候」「三伏の猛暑」と手紙の前文に書くなど、酷暑の頃を表す言葉として現在も用いられている。

韓国では、この日にサムゲタンユッケジャンをよく食べる。日本のウナギと同様に、夏場の強壮食品と認識されており、日本で土用の丑の日にウナギを食べるのと同様の考え方といえる。

中国では、特に湖南省では、この日に伏く鳥、伏く狗の肉で作られた鍋を食べる。体の中に溜める湿気を追い払うため。

参考文献編集

  • 岡田芳朗・阿久根末忠『現代こよみ読み解き事典』柏書房、1993年。ISBN 4-7601-0951-X

関連項目編集