上野健爾
上野 健爾(うえの けんじ、1945年12月11日[1] - )は、日本の数学者。専門は複素多様体論。京都大学名誉教授。四日市大学関孝和数学研究所長、法政大学大学院工学研究科教授。日本数学協会会長。学力低下問題を中心に数学教育の問題にも言及している。[要出典]
著書編集
単著編集
- 『代数幾何 岩波講座応用数学』岩波書店 1993
- 『代数幾何入門』岩波書店 1995
- 『複素関数入門 1・2 岩波講座 現代数学への入門』岩波書店 1995-96
- 『円周率πをめぐって』日本評論社 1999(はじめよう数学)
- 『複素数の世界』日本評論社 1999(はじめよう数学)
- 『誰が数学嫌いにしたのか 教育の再生を求めて』日本評論社 2001
- 『数学フィールドワーク 調べてみよう,考えてみよう』日本評論社 2008/ちくま学芸文庫 2023
- 『測る』東京図書 2009
- 『数学者的思考トレーニング 代数編』岩波書店 2010
- 『数学の視点』東京図書 2010
- 『数学者的思考トレーニング 解析編』岩波書店 2012
- 『円周率が歩んだ道』岩波現代全書、2013
共編著編集
- 『数学を育てる土壌』志賀浩二共著 対話・20世紀数学の飛翔 日本評論社 1992
- 『高校生に贈る数学』志賀浩二、森田茂之 共著 岩波書店 1995
- 『現代数学の流れ1』岩波講座現代数学への入門(深谷賢治,神保道夫,砂田利一と共著 1995)
- 『現代数学の流れ2』(青本和彦,高橋陽一郎,難波完爾,神保道夫,加藤和也共著、1996)
- 『現代数学の広がり1』岩波講座現代数学の基礎(青本和彦,砂田利一 共著、岩波書店 1996)
- 『モジュライ理論 3』清水勇二 共著 岩波書店 1999 岩波講座現代数学の展開
- 『現代数学の土壌 数学をささえる基本概念』志賀浩二,砂田利一 共編 日本評論社 2000–2001
- 『学力があぶない』(大野晋と共著、岩波新書、2001)
- 『現代数学の展望』志賀浩二,砂田利一 共編 日本評論社 2001
- 『数学の未解決問題 21世紀数学への序章』高橋陽一郎,中島啓 共編 サイエンス社 2003 臨時別冊・数理科学
- 『岩波数学入門辞典』青本和彦,加藤和也,神保道夫,砂田利一,高橋陽一郎,深谷賢治,俣野博,室田一雄 共編 岩波書店 2005
- 『こんな入試になぜできない』(岡部恒治 共編、日本評論社 2005)
- 『複素構造の変形と周期―共形場理論への応用』(清水勇二 共著、岩波書店 2008)
- 『関孝和論序説』(小川束,小林竜彦,佐藤賢一と共著、岩波書店 2008)
翻訳編集
脚注編集
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.. 396.