中小企業の事業活動の機会の確保のための大企業者の事業活動の調整に関する法律

日本の法律

中小企業の事業活動の機会の確保のための大企業者の事業活動の調整に関する法律(ちゅうしょうきぎょうのじぎょうかつどうのきかいのかくほのためのだいきぎょうしゃのじぎょうかつどうのちょうせいにかんするほうりつ)とは、中小企業支援について定めた日本法律である。略称は分野調整法[1](ぶんやちょうせいほう)。主務官庁は経済産業省

中小企業の事業活動の機会の確保のための大企業者の事業活動の調整に関する法律
日本国政府国章(準)
日本の法令
通称・略称 分野調整法
法令番号 昭和52年法律第74号
種類 経済法
効力 現行法
成立 1977年5月27日
公布 1977年6月25日
施行 1977年9月24日
所管 経済産業省
主な内容 中小企業支援について
関連法令 中小企業基本法
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概要 編集

大企業の事業参入が既存の相当数の中小企業者の経営の安定に著しい悪影響を及ぼす事態が生ずるおそれがあると認めるとき、中小企業団体は大臣に対し勧告をするよう申し出ることができる。(第六条)

大臣は、中小企業政策審議会の意見を聴いて、当該大企業者に対し、当該事業の開始若しくは拡大の時期を繰り下げ、又は当該事業の規模を縮小すべきことを勧告することができる。(第七条)

該当製品 編集

飲料については、全国清涼飲料協同組合連合会および全国清涼飲料工業組合連合会が「中小企業分野宣言の製品」として、1977年(昭和52年)に5品種(「ラムネ」、「シャンパン風密栓炭酸飲料(シャンメリー)」、「びん詰コーヒー飲料」、「びん詰クリームソーダ」、「ポリエチレン詰清涼飲料」)、1982年(昭和57年)に「焼酎割り用飲料」を宣言し、6品種が対象となっている[2][3]

脚注 編集

外部リンク 編集