久屋駅
久屋駅(ひさやえき)は、かつて愛知県名古屋市中区久屋町及び南外堀町(現三の丸三丁目内)にあった名古屋鉄道瀬戸線の駅(廃駅)である。
久屋駅 | |
---|---|
ひさや Hisaya | |
◄大津町 (0.2 km) (0.7 km) 東大手► | |
所在地 | 名古屋市中区久屋町 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 瀬戸線 |
キロ程 | 1.2 km(堀川起点) |
駅構造 | 地上駅(掘割構造) |
開業年月日 | 1911年(明治44年)10月1日 |
備考 | 戦時中の駅統廃合にともなう廃止。 |
駅概要
編集概説
編集瀬戸線の外堀区間、現在の久屋橋のふもとあたりにあった駅である。栄町駅乗り入れ区間は、当駅跡のほぼ地下を走る。
現在の名古屋市営地下鉄名城線、桜通線の久屋大通駅とは、ともに久屋大通(駅存在当時の町名は、久屋町)に沿った位置にあるというだけで、まったく無関係である。
サンチャインカーブ
編集久屋駅のすぐ東には、外堀の南東隅部の角に沿ったためにできたS字の急カーブ区間があり、曲線半径が60mだったことから、ヤード・ポンド法の3チェーン(1チェーンが約20m)からとって、サンチャインカーブなどと呼ばれていた。
歴史
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ 松永直幸「名鉄沿線 歴史のある風景 補遺」『鉄道ピクトリアル』第864巻、電気車研究会、2012年7月、149頁。